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東京大学のアルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・歴史編 (文春文庫)

価格: ¥630
カテゴリ: 文庫
ブランド: 文藝春秋
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楽理から見た新しいジャズ評論 ★★★★☆
新しい形のジャズ評論として楽しく読みました。小生は大学で音楽を専攻していないし、楽器を演奏した経験もないので判らないことが多かったです。ただ、東京大学がある程度法人化されて、このような教育を一般教養コースで文部科学省に相談せずに?行えることなったのは大変良いことでしょう。米国とは音楽に対する認識が大分違うので、日本のJAZZについてももっと分析して欲しかった。
新しい日本のジャズ評論 ★★★★☆
50年前の卒業生です。昔はジャズの講義はなかったです。現在の学生が羨ましい。従来、楽理面からジャズの歴史分析は余りなかったと思います。菊地、大谷両氏に敬意を表します。キーワード編ブルースの解説も良かったです。ただし、バークリーは余り過大評価しないで下さい。☆☆☆☆四つ。
東京大学の教養学部までも巻き込んだデタラメなジャズ史 ★☆☆☆☆
揶揄すれば、その劣った内容から「東京大学のタブロイド・メイカー」と形容できる。歴史編でも菊地氏の考察や執筆内容は極めて未熟で、アメリカでは全く通用しないデタラメな内容であり、Guesswork(デタラメな推論)とResearchは全く違うものであるという認識すらない内容空疎なくだらない講義である。ジャズ喫茶で談義しているか如く、国立大学で講義したのは本当にまずい。バークリー音楽院は名門ではないし、TOEFLなしでも留学できる専門学校という認識が実状にあっている。バークリー音楽院、そのものが、アメリカのジャズ教育の氷山の一角なので、そのメソッドでジャズの歴史を解析するなど愚の骨頂である。ラッガース大学の学術論文誌Annual Review of Jazz StudiesやMusic Theory Spectrumで論文発表実績すらないバークリー音楽院の講師自体が低レベルである。ジョン・コルトレーンの晩年の口癖は「Knowledge will set you free(知は自らを解放するだろう)」である。レコードを聴いて、リサーチもせず、モノを言う程度の菊地式「当てずっぽうジャズ学」では、結果的に受講者が糧となる「知」にはならない。アメリカのジャズ学(特に「歴史分野」)は、徹底したリサーチの必要性を説くルイス・ポーター教授の出現によって、格段とレベルが上がったが、この本の内容は、極めて低いレベルであり、日本のジャズメディアが20年以上遅れていることの証だろう。賢明な日本人は何を文部科学省に訴えるべきかというと「いい加減なジャズ学を教養の如く日本の大学で広めるのは即刻止めるべきだ」ということに尽きる。本場アメリカのジャズ学科での受講経験もない、ジャズの学術論文発表遍歴もない、渡米長期在留修行経験もない、デタラメな考察を日本の最高学府で講義させてしまったのは歴史に残る日本戦後教育の汚点だろう。
東京大学の教養学部までも巻き込んだデタラメなジャズ偽史 ★☆☆☆☆
揶揄すれば、その劣った内容から「東京大学のタブロイド・メイカー」と形容できる。歴史編でも菊地氏の考察や執筆内容は極めて未熟で、アメリカでは全く通用しないデタラメな内容であり、Guesswork(デタラメな推論)とResearchは全く違うものであるという認識すらない内容空疎なくだらない講義である。ジャズ喫茶で談義しているか如く、国立大学で講義したのは本当にまずい。バークリー音楽院は名門ではないし、TOEFLなしでも留学できる専門学校という認識が実状にあっている。バークリー音楽院、そのものが、アメリカのジャズ教育の氷山の一角なので、そのメソッドでジャズの歴史を解析するなど愚の骨頂である。ラッガース大学の学術論文誌Annual Review of Jazz StudiesやMusic Theory Spectrumで論文発表実績すらないバークリー音楽院の講師自体が低レベルである。ジョン・コルトレーンの晩年の口癖は「Knowledge will set you free(知は自らを解放するだろう)」である。レコードを聴いて、リサーチもせず、モノを言う程度の菊地式「当てずっぽうジャズ学」では、結果的に受講者が糧となる「知」にはならない。アメリカのジャズ学(特に「歴史分野」)は、徹底したリサーチの必要性を説くルイス・ポーター教授の出現によって、格段とレベルが上がったが、この本の内容は、極めて低いレベルであり、日本のジャズメディアが20年以上遅れていることの証だろう。賢明な日本人は何を文部科学省に訴えるべきかというと「いい加減なジャズ学を教養の如く日本の大学で広めるのは即刻止めるべきだ」ということに尽きる。本場アメリカのジャズ学科での受講経験もない、ジャズの学術論文発表遍歴もない、渡米長期在留修行経験もない、デタラメな考察を日本の最高学府で講義させてしまったのは歴史に残る日本戦後教育の汚点だろう。
音楽の記号論的分析が明快 ★★★★★
オリジナルは2005年5月リリース、文庫化は2009年3月10日。通称『青アイラー』。2004年4月から1年間、東大教養学部からの『非常勤講師としての通期のゼミ依頼』に基づいて大谷能生と共に、展開されたジャズ講義である。デートコース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデン等の『演奏』のイメージしかなかった菊池成孔のイメージががらりと変わってしまった一冊だった。こういう講義をやらせる東大の懐深さにも感心した。

まずバッハの十二音平均律(1722年)→バークリー・メソッド(1950年)→MIDI(1983年)で分析された音楽の記号論的分析の明快さに感心した。なるほどと思い、今まで聴いてきた様々な音楽がこの本のおかげで欠落していた知識が補完され、しっかりと繋がったのを感じた。まさに眼からウロコだった。

特に感心したのはジョン・コルトレーンの『ジャイアント・ステップス』の楽曲分析だった。四度圏表の最も遠い調に三角形にショート・カットしている、という分析になるほどそういう意味でも『ジャイアント・ステップス』だったのか、と思った。すばらしい分析だ。

そして面白かったのは『前期テスト』の内容である。5曲の音源を聴かせてレビューを書かせるのだ。実に面白い。その5曲とは、

1.Glenn Miller and His Orchestra 'Chattanooga Choo Choo'
2.Bud Powell Trio 'Indiana'
3.The Giuseppi Logan Quartet 'Dance of Satan'
4.Geoege Benson 'Affirmation'
5.銀巴里セッション 'Green Sleeves'

である。ジャズ好きばかりでなく読んで欲しい一冊だ。