亡くなったヒュー・アダムスを呼び出そうと、動くバフォートにモントレー・ブレナン。そして「若枝の騎士団」達が霊廟に集まりだす。しかし、思わぬ事件が起こり････。その事件を切っ掛けに学園内では怪事件が多発･･･！そんな中、何も知らずにフランスから戻ってくるユウリとアシュレイにも学園に近づいた途端その影響が･･･。
と、今回はシモンのいない学園で、あっちでもこっちでも事件が起こります。今回は下級生の活躍が特に目立ち、そして何よりもセイヤーズのユウリに対しての態度は今後どうなっていくのかが気になります!!更にアシュレイとオスカーの対決も･･･！さてさて今回もユウリは怪事件を解決する事が出来るのか･･･！？
これ程ハマった小説はありません♪是が非でも読むことをオススメします!!

久々に寮生活を中心としたお話。感想はすっごく良かった！狂想曲というだけあって、内容はドタバタと忙しい展開。あっちで事件、こっちで事件と慌てるのはどちらかと言うと下級生達。序幕はユウリもシモンも出てこなくて（前作の最中だから）、ユウリがアシュレイ（←ここポイント高い！）と寮へ戻ってくると怪事件が多発していて…！　と言った内容。

セイヤーズのユウリへの態度を気にしていた方は絶対必見。バフォートも事件を起こすだけ起こして、アシュレイ対オスカーも再びで、美味しい展開たっぷりです。ハロウィンと題名がありますが、ハロウィン当日は迎えてません。どうやら次回作へ展開していく模様。でも今作もちゃんと終結していますので大丈夫。
おすすめの一冊です。