彼らが一緒に活動したのは5年だけ。そのうち69年から71年までの2年で、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルの9枚のシングルはトップ10入りを果たした。72年バンドは解散するが、バンドを支えるジョン・フォーガティはヒットシングルのなかで「オールドマン・ダウン・ザ・ロード」には参加しなかった。そして、30年にわたるフォーガティとファンタジー・レイベルとの法廷闘争も解決し、25曲を収録したベスト盤が発売された。このアルバムにはソロナンバーを含めてラジオのヒットチャートをにぎわしたナンバーや最近行われたフォーガティのツアーのライブからの曲が収録されている。フォーガティはつまらない曲には手をつけてはいない。そしてフォーガティの曲のうち、「バッド・ムーン・ライジング」、「トラべリンバンド」、「フォーチュネットサン」、「ルッキンアウト・マイ・バックドアー」、「ハブ・ユー・エヴァー・シーン・ザ・レイン」などの定番ナンバーは現代的にアレンジされて輝いている。年代はバラバラに収録された曲は、次にどんな曲が収録されているか予想もつかないし、数々の名曲は、「アルティメット」に収録されるのを待っていることだろう（スコット・ホルター, Amazon.com)