内容はフォガティらしくロカビリーに近いようなノリ。
収録もアナログ盤でもA面に収まってしまいそうな短さ。
デジタル慣れしていると拍子抜けしてしまいがちですが、
アナログ志向、
というよりも「長ければいいもんじゃない」
ということをよく理解している所以でしょう。
ボブ・ディランらとSilber Wilburysとして
ステージに立ったジョンとしては、
やはり30分台だった彼らのアルバムを意識したのかもしれません。
この短さ、気軽に聴けるノリ。
時代からすれば小品集と取られるかもしれませんが、
あえて7年ぶりに出す新作を、
じっくり聴いてくれと言っているのではないでしょうか。
ケニー・アロノフ(この間までレイナード・スキナードにいたのに)が、
タイトなリズムをキープしてくれています。