小説の輝きが失われている。
★☆☆☆☆
小説の『その日のまえに』を読んだので、
映画版も見てみました。
映画版は正直、ひどいです。
小説を読んでいるときは、涙が出るほどであったのに、
映画版では涙の「な」の字もありませんでした。
「あめゆじゅとてちてけんじゃ」と何回も出てきて
嫌になりました。
もっと小説の感動を表してほしかったです。
映画版の出来は非常に残念。
ということで☆1つとさせていただきます。
生きる
★★★★☆
生きるということの意味、愛すると言うことの深さ、家族の絆、そして死
とにかく色々なことを考えさせてくれる作品です。
何より悲しみや思いはどれだけの衝撃を人にあたえても、時とともにやがて
風化し忘れ去られていく現実も教えてくれます。
改めて色々なことものを見直してみようと思わせてくれる作品です。
涙なくしては見れない
★★★★★
原作が好きで映画も見た。
テーマは「その日」。
最愛の人をなくす夫と、最愛を家族を残して逝く妻を中心に世界が進む。
さらに原作にあったサイドストーリーも並行して話が進み、
原作よりも不思議な世界観が出てる。
後半につれ、泣かずにはいられない。
フレームの中に自分を見る不思議
★★★★★
リアルを極めれば極めるほどフレームの中の出来事が自分と無関係になっていく
その逆を徹底的に狙った映画だよ、コレ
時制の混乱、意味の消失、無駄なエピソード、不自然なライティング
全てが計算されていて、自分が今何見てるのかを絶えず自問自答させられる
結果、記憶の中のフレームにストーリーと並行して自分の思いが表れてくる
自分の夢の記憶と手触りがそっくりな感じで...
メタストーリー以外にこんな方法もあるんだ〜と素直に感動しました
特典が素晴らしい!
★★★★★
映画館で見て感動したのでこのDVDを買いました。
もちろん作品がいいのは見てわかってますが、特典の”大林宣彦の映画お喋り”が素晴らしいです。
一人で2時間近くしゃべってるのですが、大林監督のお話はうまくて楽しいので、時間を感じさません。
この特典DVDだけでも買った価値はあると思いました。
ブルーレイが出るまで待つという手もありますが、”大林監督のお喋り”が特典としてつくとは限らないのでファンなら買っておいたほうが無難では?