人気ミュージシャン・山崎まさよしの初主演映画。『はつ恋』、『命』などで知られる篠原哲雄監督の初長編映画でもある。かつてカリスマ的人気を誇ったミュージシャンの花火(山崎)は、今は意欲をなくして田舎にひっこみ、キャベツを栽培しながらひっそりと暮らしていた。そんな彼の前に、ある日突然ヒバナ(真田麻垂美)と名乗る謎の少女が現れて…。
上野彰吾キャメラマンによる透明感あふれる映像美の中、篠原演出ならではの優しく繊細で切ない男と女の関係性が、あたかもファンタジーのように描き出され、やがてそれはひたむきな前向きさへと化して、昇華されていく。小品ながらも忘れ難い余韻を残す佳作。山崎は本作品で音楽も担当している。(的田也寸志)
神様から山崎まさよしへの贈り物
★★★★★
そんな映画です。
山崎まさよしという才能に出会えた喜びに溢れた映画で、こちらもその出会いに喜んじゃいました。
けど彼の演技は大根役者レベルです。けどけど大根だけど感動的です、なんでだろ。とっても不思議です。
彼が本当のアーティストだからでしょうか、演技のうまい下手を超越してます。
そしてこの映画で観ることのできる空の青さ、山の緑に心洗われます。
その中でのヒバナとハナビの恋物語。感動しないわけないです。
監督の篠原哲雄ってすごい人なんだろうな。
山崎まさよしファンには間違いなくオススメ。
★★★★☆
片田舎の風景と、花火とヒバナと、山崎君の音楽が、ある種痛々しいくらい完璧にマッチしています。とても素敵で、哀しく切なくて、夏に似合う作品です。
ではなぜ4ツ星評価かと言うと・・・自分が山崎ファンなので、「これって山崎まさよしのファンじゃない人が見ても面白いのか?」という部分がわからず、万人にオススメするのをちょっとためらうためです(苦笑)。
名曲「One more time,One more chance.」のために作られたような映画になってしまっているので、映画が先か、曲が先か?と問いたくなるほどです。
でも、もし先入観無しで観られる方ならオススメです。
ぜひ恋人同士で観てみてください。
山崎ファン向けショートフィルム、くらいが良かったかなあと・・・。
★★★☆☆
ありがちなお話ながら切なさは伝わってきます。
白く輝く美しい月をアップで見せる冒頭からして
篠原監督らしいしっとりした雰囲気たっぷりです。
3人の演技も、余計な力を入れずナチュラルな感じ
が良いです。
「One more time,One more chance」は
間違いなく名曲。しかも「秒速5センチメートル」
よりも、作品そのものの内容にマッチしてます。
なので別にケチを付けるところはないんです。
ただ、劇場映画の尺で描くにしてはストーリーが
あまりにシンプル。
30分程のショートフィルムにしておけば、もっと
ストレートになって良かったんじゃないでしょうか。
俺は好き
★★★★★
もともと秒速5センチメートルというアニメを見て、音楽が気に入ったので、この映画も見てみた。少しファンタジーが入っているので、最後の部分で評価が好き嫌いの両極端にわかれる映画だと思う。私はこういう展開もありかなみたいな気がしたので抵抗なく楽しめた。ほんの一ヶ月程度の恋愛でも本当の恋をすることもあるのではないか?そういう短いが忘れられない日々を過ごした経験のある人にはぜひ見て欲しい映画である。
よくわからん
★★★☆☆
8月のクリスマスが思いの外、良かったので、これもいいかなぁっと思ったけど、ちょっと違ったみたい。
山崎まさよしファンか、マニア向けかも知れない。
ぱり
★★★★★
彼と彼女が月に託した願い・・・・
切なく、やるせない愛を奏でる夜想曲。
どれ程の痛みなら、もう一度あなたに逢えるの。
彼女は17歳、幸せでなければならない年頃の少女は
やって来て、淋しげな名を名乗る。
「ヒバナ」月光の生んだ妖精のような、少女は
ムーンライト・バレリーナ。
彼は28歳、そろそろカッコつけてもいい頃だ。
彼は昔、歌って売れて、夜空を仰げば誰にも見える
一等星になった。
そして歌えなくなった。
壊れて鳴らない風琴のような、
青年はベジタブル・ミュージシャン「花火(ハナビ)」。
ハナビとヒバナ、向かい合わせの孤独が呼び合って、
ひと夏きりの永遠が始まった。
映画か、お酒か、最近は柴犬
★★★★★
山崎まさよしの歌声も満載な本作の魅力はそれだけに留まらず!
台詞は少ないのに、存在そのものでこれほど人を引き付ける彼の魅
力にただただ圧巻!最初は憎たらしさえ感じるヒロイン役のヒバナも、次第にいとおしく感じてしまうからまた不思議。
ラスト山崎が歌う「one more time,one more chance」はあまりのせつなさに号泣・・・。
タコス書店
★★★★☆
山崎まさよしさんがすごい自然体な演技で素敵でした。自身と重なるミュージシャン役での出演で、映画の音楽も担当していました。素敵な映像の中で流れる素敵な音楽。ラストを飾る”one more time one more chance″なんかもう神々しかったです!
お笑いクスリ
★★★★★
<バンドを解散し独立したとたん、歌が作れなくなったミュージシャン花火。いまは、人里離れた田舎でキャベツ栽培に明け暮れていた。そんなある日、彼のもとにヒバナと名乗る少女が現われ、そのまま居ついてしまうのだった。>そんな花火を演じているのは山崎まさよし=まさやんです。
まさやんのファンになった要素のひとつの作品で、ストーリーも劇中曲もすごくいいものです。サントラでれば買うのになぁ。
幸☆優
★★★★★
不思議なお話だけど、すごく感動しました。
少なくとも2回は観て欲しい作品です。
雨中屋書店
★★★☆☆
山崎まさよし主演映画。最後にピアノを弾きながら歌うシーンは、何回見ても泣けてしまいます。