Moonプロジェクトを通じて更に飛躍した現在のGackt人気にあやかるようなリリースですね。
本人は「マリス時代を誇りに思う、引きずりたくないとは思っていない」と言ってますけど
こういうあからさまに後ろ向きの編集盤を出されると、
全く違う世界観の作品を前進のために生み出している人にとって不愉快ではないでしょうか。
この頃のGackt氏の歌は丁寧ではあるけれどライブでは高音が詰まったり
バックのシンセアレンジが安っぽいせいでカラオケの兄ちゃんを彷彿とさせる
ちょっと危険な歌い方でした。
まぁ繊細ではかない、素敵!!だなんて
見た目にごまかされる婦女子はいっぱいいたわけですが。
それでもやはり才能の片鱗は窺えますので、ぜひ二期マリスも聴いてみてください。
これは買っちゃダメですけど。