フードゥー・マン・ブルース
価格: ¥2,700
65年にデルマークから登場した本盤は、シカゴ・サウスサイドで繰り広げられていたジュニア・ウェルズのブルースがいかに魅力的かを世界に知らしめた。相棒バディ・ガイのギターも冴えわたり、ベースのジャック・マイヤースが醸しだす唯一無二の雰囲気がまたすこぶる心地よい。<1>は、後年ラップの世界でサンプリングされることになった。ジュニア・ウェルズの親分肌丸だしのファンキーな歌唱と、粘り気のあるハープも聴きどころとなっている。
ジュニアのアルバムとしてはまず聴いてほしい代表作であり、バンドブルースとしても傑作だ。(永田 清)