初期フレディの決定版
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初期フレディならこの録音集で決まりです。白人ブルースメインの人にも馴染み深い曲が満載でオリジナルやルーツを知るにも最適です。 当時のこの人はスローブルースとインストに良い物が多くこの中にもかなりの数の名演が入っています。モダンブルースの基本盤として有名な本作ですがクラプトンやレイボーンからブルースに入った人は必ずここまでさかのぼって聴いてほしいですしこっちが本物だと認識して欲しいものです。聴いて損なしどころか必聴、お薦め!
ロック世代にも受け入れやすい新世代ブルース
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Albert King, B.B. Kingより一回り近く若い世代なのに、3人の中で一番早く亡くなってしまったんですね。世代が下のせいか、他の二人よりも感覚が新しい気がします。もはやブルースというより、ロックに近いですね、これは。3大キングの中では、ロック世代には最も受けるんじゃないかな?その代わり、泥臭いブルースのコアなファンには、やや物足りないかもしれません。
で、このCDは彼の全盛期を知るには最適な一枚でしょう。1960,61年の録音が中心になっています。一曲目の"Hide Away"はインストなのに全米29位だそうで…。いや、こんな曲がヒットするとはいい時代だなあと。
さらに8歳下のJerry Garciaが最も影響を受けたギタリストがFreddie Kingと聞いて、ここにたどり着いた次第です。(Grateful Dead大好きなもので…。)Vol.2もあるので、2枚組と思って一緒に買ってしまいましょう!
この時代のフレディって最高!
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フレディ・キングが初期にFederalというレーベルに残した録音の中からおいしいところをさくっとさらったアルバムがこれ。簡単に言うとザ・ベスト・オブ・フレディ・キングです。はっきり言ってノリノリです。このアルバムと「ザ・ビート1966」というDVDがあればフレディの魅力に触れることができるでしょう。このアルバムにはファニー・ボーンというノリノリの曲が収録されていないのが残念ですが、それは「ザ・ビート1966」で見る(聴く)ことができます。
Freddieをさっと知りたいなら
★★★★☆
Freddie Kingってどんなギタリスト?と思うなら、このアルバムをお勧めします。
私もずいぶん昔ですが、彼を見た最初の印象は「頭がでっかいオヤジだなあ」でした。でもこのオヤジの弾くギターはノリが最高に良い。白人のロックギタリストにも大きな影響を与えている人です。クラプトンもずいぶん影響を受けています。
決してハイダウェイだけでなく、もっともっとたくさん聴いて欲しいですね。彼の魅力にはまりこむこと間違いなし。
涙なぁ〜みだのブルーズじゃ!
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クラプトンがその苦悩をブルース探求にぶつけていた頃、その難解さに挑戦し続けたのが、Have You Ever Loved a Woman である。全編、パワフル!でギターの魅力をいかんなく聴かせてくれる。曲数が多いのに驚く無かれ!一気に”恍惚のブルース”に誘ってくれるはずである。私はオジサンである。これを聴くたび今の音楽シーンが貧しく思えてならない。しかし、ここまでになるには正しい努力があったればこそということを忘れてはならない。星10個級いや太陽級の一枚である。