語り継がれているから
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自分で本が読めるようになった年少児に、
昔から語り継がれている、美しい日本語の作品に触れてほしいと思い、
このシリーズを何冊か見せました。
おっと合点承知之助、馬の耳に念仏、ゆく河の流れは絶えずして
なども興味を示しましたが、この「祇園精舎」は、
山本さんの絵が強烈な印象だったようで、自分から何度も読み、
いつの間にか暗唱できるようになりました。
私自身、高校生の頃、古典がまるで外国語のように思え苦労したので、
子供の頃から、自然に古典に親しめる、このシリーズを紹介できて
本当によかったと思います。
盲点
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とくに子供向けとしてはすばらしいとおもいます。子の絵本を読み聞かせされた子供たちが中学高校生になったときどうなっているかと楽しみに思えます。
ただ、一つだけ難点をあげれば、(大変おこがましく恐縮ですが)現在、高校生のみなさんは読まないほうが良いかもしれません。インパクトがありすぎて個人が文章から想像する世界が絵本の絵の領域に閉じ込められてしまうかもしれないと思うからです。
思わず口ずさんでしまう名調子の日本語
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文はお馴染みの「平家物語」の冒頭部分ですが、絵がすばらしい!
何回眺めても飽きません。
文もいつの間にか覚えてしまいます。
こどもたち三人と大満足!
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小2、年長、年少のこどもたちと毎日のように読みます。
どの子もほとんどそらんじているのに、おもしろうそうにページをめくります。
何よりこの絵と、リズム感が心地よいのだと思います。
高校生の頃の暗誦は苦痛でしたが、こんな風に読めたら楽しい!これは逸品!お勧めです。
小一の娘と暗唱しました。
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こわい絵の迫力に惹かれて 購入しました。
祇園精舎の鐘の声
諸行無常の・・・
高校生の時に暗唱させられましたが、
確かに 暗唱って心地よい。
小さい頃から
その楽しさを
味あわせてあげたい。と思っていました。
この本を置いておけば
こどもには難しい言葉も
この絵のおかげで イメージが鮮明に伝わります。
小一の娘と 楽しく暗唱しました。