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環境共同体としての日中韓 (集英社新書)

価格: ¥735
カテゴリ: 新書
ブランド: 集英社
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環境問題の入門 ★★★★☆
アジア地域において最も影響力を持つ中、日、韓三か国の深刻の環境問題に注目し、さまざまなトピックについて現在の環境問題は一カ国に限らず、もうグローバルに進まれている観点がよく分かります。その深刻さが注目すべきであります。
この本を読み終わり、どうやって環境問題が解決できるかは読者のわたし達の課題です。
改めて東アジア ★★★★☆
最近、「東アジア共同体」という言葉をよく眼にするが、
本書を読んで、東アジア共同体を考える際も政治経済だけでは
足りないことがわかった。
日中韓はとても近く、一つの国の環境問題がほかの国にも大きな
影響を及ぼしていたのだ。だから、解決にも共通の取り組みが求められている。
これからの日本は、東アジアという視点を抜きにしては考えられない
ということを、改めて本書は教えてくれた。
内容自体は、非常にわかりやすく、納得することも多かった。
星5つにしようか迷ったが、私としてはASEANのことも知りたかったので、星4つ。
ファクトを拾い読みして下さい。簡易資料集としては良書です。 ★★★☆☆
日中韓のエネルギー消費実態、各国の公害対策、日本企業の関わりと責任、中国の酸性雨・黄砂が日韓に与える影響、越境ゴミの実態などなど、環境問題に関する広範な事例が網羅されており、一読の価値アリです。

ただ、読み進むに連れて違和感が。
第3章では、原子力発電所には何らメリットがなく、今後一切の新規建設を日中韓の市民の手で阻止すべきとあります。
第4章では、正に今議論されているはずの、有明海の生態系異変の原因を諫早湾干拓によるものと断定し、悪化が続いているとあります。
また、核燃料サイクルは原子力発電所の延命に繋がるばかりか費用に問題があり、日中韓いずれにおいても進めるべきではないとあります。
さらに、遺伝子組換え食品については、その危険性自体の言及が殆どないまま、市民のボイコット運動により排斥すべきと断じています。

環境経済学の権威である寺西教授がここまで一方的な見方をするとは、と驚愕しながら読み進めましたが、巻末の執筆者一覧を見て得心しました。
教授が執筆されているのは、「監修者まえがき」と「監修者あとがき」だけで、肝心の本文は、原発反対、ダム反対、遺伝子作物反対、等々を唱えるNGOの方々によって執筆されているのです。ほかにも公共機関出身の執筆者が3人ほど居ますが、そこはさすがに主観を極力排した文章になっていました。

そういうわけで、本書を読む際には、「ファクト」を拾って直接自分の糧にしながら、「主張」には一歩引いて向き合う姿勢が求められます。

本文各所に見られる「一方的な主張」と「偏りのある参考資料選定」に基づき、星二つ減点とさせていただきました。
環境問題をもっと身近なものに ★★★★★
 環境問題は遠い世界のどこかな事ではく、身近なものであり将来直接的にその影響を被るかもしれない。解決することなしに人類の未来はない。この本では環境問題を、今後世界での影響力が更に増すと予想される、日中韓という視点からとらえ何が問題なのかをわかりやすく解説している。日本はとっくに環境問題を克服し、環境問題は途上国だけのものとなっている思われがちだが現実は違う。我々が真実を知らないだけであり日本は被害者である一方加害者でもある。日本、中国、韓国は相互に環境問題においても密接に結びついているが故に、協力して解決を目指さなければならない運命共同体である。環境問題を取り巻く知識を深める上でこの本は非常に有意義で、一読の価値が大いにある。
環境問題の入門 ★★★★☆
アジア地域において最も影響力を持つ中、日、韓三か国の深刻の環境問題に注目し、さまざまなトピックについて現在の環境問題は一カ国に限らず、もうグローバルに進まれている観点がよく分かります。その深刻さが注目すべきであります。
この本を読み終わり、どうやって環境問題が解決できるかは読者のわたし達の課題です。
改めて東アジア ★★★★☆
最近、「東アジア共同体」という言葉をよく眼にするが、
本書を読んで、東アジア共同体を考える際も政治経済だけでは
足りないことがわかった。
日中韓はとても近く、一つの国の環境問題がほかの国にも大きな
影響を及ぼしていたのだ。だから、解決にも共通の取り組みが求められている。
これからの日本は、東アジアという視点を抜きにしては考えられない
ということを、改めて本書は教えてくれた。
内容自体は、非常にわかりやすく、納得することも多かった。
星5つにしようか迷ったが、私としてはASEANのことも知りたかったので、星4つ。
ファクトを拾い読みして下さい。簡易資料集としては良書です。 ★★★☆☆
日中韓のエネルギー消費実態、各国の公害対策、日本企業の関わりと責任、中国の酸性雨・黄砂が日韓に与える影響、越境ゴミの実態などなど、環境問題に関する広範な事例が網羅されており、一読の価値アリです。

ただ、読み進むに連れて違和感が。
第3章では、原子力発電所には何らメリットがなく、今後一切の新規建設を日中韓の市民の手で阻止すべきとあります。
第4章では、正に今議論されているはずの、有明海の生態系異変の原因を諫早湾干拓によるものと断定し、悪化が続いているとあります。
また、核燃料サイクルは原子力発電所の延命に繋がるばかりか費用に問題があり、日中韓いずれにおいても進めるべきではないとあります。
さらに、遺伝子組換え食品については、その危険性自体の言及が殆どないまま、市民のボイコット運動により排斥すべきと断じています。

環境経済学の権威である寺西教授がここまで一方的な見方をするとは、と驚愕しながら読み進めましたが、巻末の執筆者一覧を見て得心しました。
教授が執筆されているのは、「監修者まえがき」と「監修者あとがき」だけで、肝心の本文は、原発反対、ダム反対、遺伝子作物反対、等々を唱えるNGOの方々によって執筆されているのです。ほかにも公共機関出身の執筆者が3人ほど居ますが、そこはさすがに主観を極力排した文章になっていました。

そういうわけで、本書を読む際には、「ファクト」を拾って直接自分の糧にしながら、「主張」には一歩引いて向き合う姿勢が求められます。

本文各所に見られる「一方的な主張」と「偏りのある参考資料選定」に基づき、星二つ減点とさせていただきました。
環境問題をもっと身近なものに ★★★★★
 環境問題は遠い世界のどこかな事ではく、身近なものであり将来直接的にその影響を被るかもしれない。解決することなしに人類の未来はない。この本では環境問題を、今後世界での影響力が更に増すと予想される、日中韓という視点からとらえ何が問題なのかをわかりやすく解説している。日本はとっくに環境問題を克服し、環境問題は途上国だけのものとなっている思われがちだが現実は違う。我々が真実を知らないだけであり日本は被害者である一方加害者でもある。日本、中国、韓国は相互に環境問題においても密接に結びついているが故に、協力して解決を目指さなければならない運命共同体である。環境問題を取り巻く知識を深める上でこの本は非常に有意義で、一読の価値が大いにある。