全9曲で、最初と最後の曲は短いインスト。
だから容量的にはミニアルバムのような感じで、
ちょっと物足りない感じもしますが、でも良い曲が多かったです。
個人的には意味不明なぶっ飛んだ伊藤の歌詞は好きじゃないんだけど、
#3「Deep Wild」の、深海という第三世界をイメージさせてくれる歌詞とか、
これは秀逸で上手だなあと思ってしまいました。

#7「Eyes Bright」は、
GATEシリーズ以前のアルバムに入っててもおかしくない感じのポップな曲。
歌詞も、未来の地球も希望に満ちてる事を願うようで明るい。
#9「GATE 1」は、サビの突き抜けが壮大な曲で純粋に惹き込まれます。
おそらくIcemanファンの中でも、人気曲の上位クラスだと思う。

個人的にこのアルバムは、曲もそうだし、そして歌詞も、
グッときたのが多かった。ていうか、捨て曲がなかったです。
そして総じて明るい感じの印象で、
前作の赤盤が凄く陰でマニアックな感じがしたのに比べ、
こっちは陽でポップで聴きやすい感じのアルバムに感じました。

まあGATEシリーズのCDなんて、
Icemanが好きな人ならみんな全部聴いてるでしょうし、
ここは初めて聴く人に対して「この黒盤は多くの人にお薦めできると思います」と、
言いたいとこですがこれが残念なことに廃盤…この事実が痛いです。

Icemanが三部作を出すということで，当時発売と同時に購入した。今でも時々聞きたくなる。好きな曲は「Strike Back of PSYCO」「Eyes Bright」「GATE1-gate odyssey」。当時はスピード感がありすぎて，ついて行けない部分もあったが，Icemanのスピード感はIcemanにしか出せない。また，ボーカルの黒田倫弘の声は非常に魅力的で，ずっと聞いていても飽きないし，また聞きたくなるから不思議だ。Icemanをまた聞きたくなるのは，彼ら三人がこのユニットでの楽曲制作を全力で真剣にやっていたからだろうと思う。それが，きっとメロディから伝わるのだ。きっとこの頃の浅倉大介は，才能が爆発してどうしようもないというくらいの状況だったのだろう。そして，僕自身にもあるであろうエネルギーを浅倉大介のようにどんどん世界に出していきたい。また，2006年に伊藤賢一（Gt.）が黒田倫弘（Vo.）を誘いバンドSCARECROWを結成していることをIcemanのことを調べていて知った。少し元気が出た。

赤盤に続くＧＡＴＥシリーズ第２弾・・・
それはとてつもなく深く混沌とした世界でした。

この黒盤の特徴として、曲全体からひしひしと伝わる強大なエネルギーでしょう。
特に２曲目「Ｓｔｒｉｋｅ Ｂａｃｋ ｏｆ ＰＨＹＣＯ」
　　 ８曲目「ＧＡＴＥ Ｉ〜ｇａｔｅ ｏｄｙｓｓｅｙ」
は浅倉大介氏が手がけた楽曲の中でも屈指の完成度を誇る名曲と言ってもいいくらいです。

このほかにもＩｃｅｍａｎならではのデジタルサウンドと優美なメロディの融合を感じることができると思います。

この黒盤はＩｃｅｍａｎのアルバムの中でも１番完成度が高いアルバムだと思います。

黒をコンセプトカラーとした、GATEシリーズの2枚目。
アルバムを聴き進めていくにつれて光が見えてくるような構成になっている。
疾走感あふれる2曲目は個人的にお勧め。

カッコイイ、とにかくクールなアルバムである。浅倉大介が好きな人はもちろん、カッコいい曲聞きたい人に凄いお勧め。

とくに、GATE1って曲を聴いたら、ICEMANのマニアックかつクールな部分が見えてくるのではないだろうか？