現代にも通用する”古典”
★★★★★
「先物市場」と銘打っており、引用されているチャートもアメリカの商品先物市場のものが多いので取っつきにくいかもしれませんが、内容はとてもわかりやすく、順を追って理解を進めることが出来るようになっています。
ダウ理論や移動平均から始まり、当たり前だと思ってないがしろにしていた「基本」を再確認させてくれる内容です。
20年以上前に書かれた本であり、内容は陳腐化しているように感じてしまいますが、さにあらず。
テクニカル分析は知っていても実戦ではなかなか成果が出せない人こそ、この本で気づかされる事が多いと思います。
これを入り口にしたかったと思った
★★★★☆
外為を初めて2年目です。今までネットで知り合った方やブログなどで情報を収集し、1か月単位の最高で300pips以上は取れることもありました。しかし、勝っている方の情報や実際に取引する中で、ダウ理論やエリオット波動を理解することは今の自分にとって大切だと感じていました。そんなとき、いいタイミングでこの本に出会いました。私にとってこの本は、テクニカルの原点を理解すること、先人のチャートを読みとるための理論を理解するためのいい教科書となりました。この本を読んでもすぐに勝てるようにはならないでしょうが、時間をかけてもじっくり相場を勉強し理解したいという方にはオススメできる本です。
あんまり
★★☆☆☆
高評価にひかれて買いましたが、
特に水準の高い本だとは思いませんでした。
既にチャートに関する本を読んだ事があれば、
知っている事が多いと思います。
目安として、表紙のチャートを見て五点ほど
挙げる事ができるようなら、わざわざ
買う必要性はないと思います。
この本にしか書かれていないような
重要事項満載なら良かったのですが、現在では
あまりコストパフォーマンスの良さは感じられないかもしれません。
テクニカル分析は非科学的
★☆☆☆☆
オリジナルは1986年リリース。邦訳は1990年5月24日リリース。テクニカル分析の教科書とも言われる本である。著者のジョン・J・マーフィーは、メリル・リンチの上級先物トレーディング・アドバイザー、CRBの上級テクニカル編集者等を歴任、フォードハム大学という余り聞いたことのない大学でMBAを取得している。
多くのチャーティストなり、テクニシャンといわれる人々はこの本を基本中の基本と言い、単に『先物市場』に限らず全ての市場に通用すると言い切っている。しかし例えばこの中の移動平均線を用いた分析では、平均日数を何日に設定するかで予測は大きく変わり、過去の価格の変動にうまく適合するように平均日数を意図的に変えれば、『予測はすべて当たった』と主張できるなど、読めば読むほど非科学的である。読了してぼくはテクニカル分析などありえない、と思った。
市場は雇用統計やGNPの数値が発表され、予想値と異なったタイミングで『常に』大きく変動する。また、要人の発言の後、『常に』大きく変動する。この事象をテクニカル分析はまったく説明できない。そして有名な3つの前提、
1.市場の動きは全てを織り込む。
2.価格の動きはトレンドを形成する
3.歴史は繰り返す
では説明不能な事象に日々直面する。故にぼくはこの本を評価しない。
大学の教養の教科書みたいな雰囲気
★★★★★
これ一冊で、とりあえず西洋式テクニカルの大枠を捉えることができるんじゃないでしょうか。
ダウ理論にトレンドライン、チャネル、チャートパターンに移動平均
RSIにMACD、エリオット波動理論、タイムサイクル、ポイントアンドフィギュア
出来高。盛りだくさん。
550ページで、それぞれのテーマを触りだけとかではなく
重要なポイントをしっかり説明してくれています。
軽めの学術書みたいな雰囲気なので、そういった感じの本を読みこなすのに
なれていない方には辛いかも。
日本語訳が比較的自然で読みやすく違和感…
★★★★★
日本語訳が比較的自然で読みやすく違和感が少ないと思います。