2本立て風映画
★★★★☆
ホームドラマとサスペンスの2本立てを見ているような気分にさせてくれる
ある意味お得な映画です。
上品な音楽も素敵です。
音楽がすべてを台なしにしています。
★★★☆☆
ジョン・グリシャム原作映画の割には、緊迫感に欠けます。
それは、音楽がスリリングな場面の緊張感を台なしにしているからです。
全編、音楽はピアノです。
前半の希望に満ちた生活は、軽快なジャズピアノで問題ないのですが、中盤の弁護士事務所に嫌疑を持ち始める場面や後半の殺し屋に狙われる場面のピアノも前半同様軽快過ぎて、ハラハラしません。
クラシック風の重厚な曲の方が緊張感を高めたと思います。
クールでクレバーな弁護士です
★★★☆☆
トム・クルーズ主演の法律サスペンス。全米でもトップクラスの法律学校を優秀な成績で卒業したミッチは、ある法律事務所からの内定を受け取る。数いる優秀な生徒の中からたった一人自分にだけ白羽の矢を立てたその事務所は、他とは比較にならない最高の労働条件を彼に提示してきた。二つ返事で了承した彼だったが、その事務所には知られざる裏の顔があった……。
2時間半と結構内容が長いのですが、それを感じさせませんでした。ストーリーは後半になるにつれて予想がつきました。ただ、マフィアとの関連があっさりしすぎているように思います。もう少し内容をひねってもよかったのでは。
久しぶりにトム・クルーズもよく見えました。頭のいいだけではない弁護士をしっかり演じていました。
結末はハリウッド的だけど
★★★★☆
この映画、上映時間は結構長いものの時間の長さを感じさせないものでした。若き弁護士が所属した謎の法律事務所。実はその事務所は、裏仕事専門だった、という内容でT・クルーズが孤軍奮闘します。FBI捜査官役のE・ハリスもスキンヘッドにして貫禄充分。事務所の所長のG・ハックマンも存在感大有りでした。そして脇役ながらG・ビジーの私立探偵役も結構儲け者の役どころでした。あの灰色の髪の殺し屋も恐かったです。BGMも終始ピアノが中心でそれがまた後半スリリングな効果がありました。S・ポラック監督の手腕が発揮されていました。
ただ主人公があれだけやって何のお咎めなしというところは、いかにもハリウッド的かなと思いました。
不完全燃焼
★☆☆☆☆
何とも変てこエンディング。
正義は、何処に。
延々と続いたストーリーは何なんだ。
まるで、マフィアの勝利の賛歌。
馬鹿馬鹿しいかぎり。
所詮、ハリウッドは、マフィアの巣窟か。