「偽装」は必要悪・・・ではない
★★★★★
現実にこの国で起きたいろいろな不正を「偽装」という切り口で切った本。
偽装というのは、国民にとって不利益になることを、正義や利益の名の下に
正当化してごまかしたり、隠蔽して事実を覆い隠そうとすることなのだと
いうことが分かる。
さらに、偽装はわるいことなのだけど、正論だけでは世の中丸く収まらない
必要悪のような「あきらめ感」でもってやり過ごしていることが多いけど、
実際はそれはやっぱり間違っている(不利益である)ということにも気付か
させてくれる。
ありそうでなかった1冊。「考える」きっかけになりました。
痛快だが嫌な気分にもなる。
★★★★☆
読んでいて痛快で面白いのだが、公務員の腐敗や同和利権など嫌な気分になる部分も多い。
つまり、自分ではどうしようもないことなので知るだけ不愉快ある。この国を覆う既得権益の死守と刹那的な享楽主義には反吐が出るが、今は江戸時代の家斉将軍時代みたいなものであろうか。
政権交代に期待したいが、今回の不況でもクビを切られるのは非正規社員ばかりで相変わらず正社員の既得権益は守られたままである。今後、大企業正社員や公務員も本人に落ち度なくてもどんどんクビを切られる自体にでもならない限りは世の中、変わらないであろう。
勝谷先生が意見の書式します。
★☆☆☆☆
私が日本語の不得意がありますが、この本が勝谷先生の書いたことを
了解がしました。勝谷さんのが日本対した悪いの口が連書式しますが、
私が何故を不理解ましました。
私がリオジャネロに住処していたますが、飛機が落了たので竜宮城に
生活する慣れたが在します。勝谷先生が竜宮城の来訪を期待するの
こと甚大に待ち存じたます。楽ちんちんな生活的人生だです。私日本語
の不自由に来訪されますが、御皆様良好的理解を求めたら制止しない
のことです。
謝々
平易な文章は良、その為質は粗い
★★★☆☆
勝谷氏の書籍はこれが始めて。先日「利権談合共産主義」という言葉をつかっていて、なかなか面白いことをいうと思い、本書を読むに至る。テレビでの印象と同じで、どことなく軽率で、巨悪ではなく小悪に目が奪われている雰囲気はある。
しかしこの方は、ジャーナリストでは無いのに一生懸命に世の中の不正を追求している。そういう姿勢が伝わってくるので、頼りないながらも好感は持っているつもりだ。
本書は平易な文章を用いながら、いろいろな問題を提起しているし、評価できる書籍だろう。保守的なのか革新的なのかいまいちつかみどころが無いのは、スタンスのブレなのか、成長中ということなのかはわからないところがある。
ただし、これは少壮の人向けで30歳を超えた私が、熟読するほどの内容ではないとも感じた。
続編もあるようだが、当面は読む必要もなく、興味がない。
利権談合共産主義
★★★★☆
本書のキーワードは「利権談合共産主義」である。本音と建前の間には必ず利権が生まれる。その利権を守るために談合やタブーやごまかしが生まれてくる社会のことを表しているのだろう。政治家&官僚、メディア、愚民の三位一体は、お互いの目先の利権を守った結果、偽装を黙認し問題先送りにしたといえる。そういう偽装を明らかにしたのが本書である。
本書を読んでいくと、今の改革であり、年金問題であり、教育問題であり、全ての問題で膿が出てくることを望みたい。一回膿を出し切った所でもう一度若い改革者が倫理観をもって、国民(お客様)のために新しい社会を作り出してほしいなあと思う。
政治家が一番倫理観がないなあという感じがしてならない。一番高い倫理観を持っていかないといけないのに対し、官僚と癒着して一番倫理観のかけらもない自由民主党。やはり、はやく2大政党制を確立する必要があるだろう。お互いの政党でチェックする必要があるだろう。
政治家よりも信頼できないものは年金ですかね。年金に対する信頼感が全くないからな。信頼感を高めるために政府はどうするのかな。選挙のときに、年金についてどうするのかを聞いてみたいなあ。憲法9条よりも年金のほうが重要だ。