金の時代・銀の時代 ロシア詩選集 露西亜文学散歩
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プーシキンとその同時代人から、ブローク、マンデリシュタームに至るロシアの主な詩人達の作品を収めた訳詩集。「金の時代」とはロシア文学史上、19世紀の最初の30~40年間であり、ジュコフスキー、プーシキン、バラトィンスキー、レールモントフらが活躍した。ロシアの詩文学はプーシキンとレールモントフの死後、相対的な停滞期に入ったが、1890年前後から再び活況を呈して「銀の時代」を迎え、メレシコフスキー、ブリューソフ、バリモント、ベールイ、ブローク、グミョーフ等、優れた詩人が輩出した。本書は彼らの作品を通じて、19世紀から20世紀初頭までのロシア詩の流れをコンパクトに紹介したアンソロジーである