西双版納で無農薬栽培された
日本では流通の少ない生茶
プーアル茶は苦手という方にも
飲みやすい味わいです

◆健康茶としても名高いプーアル茶
プーアル茶は日本でも健康茶として有名な独特な味わいのお茶。中国では栄養補給の意味もあり古くからチベットなど少数民族の間で多く飲まれるお茶として知られています。運搬の都合もあって圧縮した形が多いのですが、こちらは飲む際に便利な散茶タイプ。

◆飲んでおいしい2015年の生茶

プーアル茶にはここ数十年で確立した積み上げて高湿度で発酵させる工程を経た熟茶と、古来からある緑茶の製造工程で作り保存しているうちに茶色くなっていく生茶の2種類があります。日本では生茶の流通はそれほど多くないのですが、プーアル茶の味が苦手という人にものみやすい、まさに緑茶から変化している最中を感じられる2015年の生茶です。

◆無農薬栽培だから安心

プーアル茶の無農薬は他の茶葉の無農薬とは少し意味合いが異なります。右の樹の写真はこちらの農園の茶樹。樹齢130年を超えるものが中心だそうで、かなり野生な状態で育ちきった丈夫な茶樹から摘まれるのです。有機無農薬栽培に取り組む生産者の方と話をするとその苦労やら大切さを熱く語ってくれるのですが、こちらでは「農薬使ったらよけいお金かかるでしょ」とのこと。半分冗談ですが、それほどこの地域では無農薬が当たり前なのです。もちろん日本での検査結果も全項目農薬未検出でした。 茶葉も若芽を上とする緑茶などと異なり大きく育った葉を使い写真のように太陽の光を存分に当てて作る力強い原初のお茶です。

◇産地　中国雲南省西双版納

◇このお茶のおいしい淹れ方
　湯温度　　95度
　茶葉の量　　5g（湯300ml）
　抽出時間　　２回目　2分　　３回目以降色を見て
1回目は入れてすぐ流すと良いでしょう。葉がある程度開いてよりおいしく飲めます。