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セイ・ユー・ウィル

価格: ¥2,520
カテゴリ: CD
ブランド: ワーナーミュージック・ジャパン
Amazon.co.jpで確認
   栄光の歴史をもつフリートウッド・マックが15年ぶりにスタジオに再集合した本作は、初期の彼らのアルバムのように一時代を築くほどの成功を収めることはなさそうだと思われている。しかし、イカれた老いぼれどもがもうひと稼ぎしようとしているだけのアルバムではないかと疑っている皮肉屋たちですら、ぜい肉をそぎ落とした「ザ・クラシック・マック」スタイル(シンガー/ソングライター/キーボード奏者のクリスティン・マクビーが不参加)が、新鮮で野心的な音楽上のアイデアに満ちていることを認めざるを得なくなるはずだ。

   今回のクリエイティヴ・ルネッサンスをしょって立つのは、見た目は華奢(きゃしゃ)なリンジー・バッキンガムだ。彼は名作『Tusk』以降のどのフリートウッド・マック作品にも増して深く、自発性をもって取り組んでいる。バッキンガムによるフォーク的な要素を隠し味にした構造や、冒険的な、ブライアン・ウィルソンばりの音のテクスチャーが、あらゆるところで耳にできる。ただし、目新しさがなく説教臭い「Miranda」、「Red Rover」、「Come」、それにペダンティックで仰々しい「Murrow Turning Over in His Grave」は例外だ。

   クリスティン・マクビーの鋭いポップ・センスこそ不在だが、スティービー・ニックスは作詞の腕をさらに上げており、「Ilume」に見られる民間伝承風の神秘主義はまだしも予想がつくが、そこからさらに飛躍した「Silver Girl」、「Smile at You」、「Goodbye Baby」、そしてタイトル・トラックは、物悲しく、いまの時代を代表するような名曲に仕上がっている。バッキンガムとのデュエットが話題になっているが、これは個人的なあつれきが解消し、フリートウッド・マックがより自由な創造性を獲得したことを示すものではないだろうか。そして、足もとには大地があるように、バンド名の由来となったミック・フリートウッドとジョン・マクビーのリズム隊が健在なのは言うまでもない。

   核となる1ダースほどのトラックにしぼれば、彼らが過去において放った一連のプラチナ・ディスクに匹敵する内容といえる。(Jerry McCulley, Amazon.com)

Buckingham Nicks のセカンドアルバム? ★★★★★
「もう今どきマックでもないなあ。レンタルでいいかあ」と、借りたCD。しかしそのあまりの素晴らしさに、購入することにしました。スティービーの曲も、今回は捨て曲は一曲もありません。いずれも粒ぞろいの名曲です。そしてあらためて感じるリンジーの指弾きの凄さ!ほぼ全編に渡るアルペジオは本当に心地よい体験です。そりゃあクリスティーン、あなたがここにいてほしい。でもねえ、このアルバムにはもう省く曲が無いんだよ。
フリートウッド・マックに真の評価を与える大傑作!!! ★★★★★
 クリスティン抜きで個人的にはがっかりだったのだが、結論から言うと、この作品はとんでもない大傑作だ!!とにかく勢いが全く違う。録音技術の進歩のせいもあるのだろうが、音が格段にパワーアップしている。リンジーの幻のアルバム(フリートウッド・マック(以下、マック)のメンバーが全面参加)からの曲が多いのだが、そのせいか、リンジーの魅力がめいっぱい出ていることも買いだ。しかし、今回はスティーヴィーもぜんぜん違うのである。80年代の彼女はソロとして大成功を収めていたせいか、本物の良曲をマックに提供してこなかった。しかし、今回はタイトル曲をはじめ超一流の楽曲をこれでもかとつぎ込んできている。各メンバーが「マックらしさ」にこだわることなく楽曲をつぎ込むことで、ようやく「フリートウッド・マック」という巨大なバンド名が持つ圧力を足かせではなく潤滑油とできたのだろう。
 日本でマックはいまだに「イーグルスと同時期に売れていたバンド」というレベルの評価で止まっているようだ。しかし、そろそろ「ブルースバンド」や「70年代」というフレームをはずして、真面目にマックの諸作を聞きなおすリスナーが一人でも増える時期ではないだろうか。この作品はそういうリスナーを増やす、底力を本当に実証した大傑作といえるだろう。
マックに本物の評価を与える大傑作!!!!!! ★★★★★
僕はずっとクリスティンのファンなので、当初は、今までのマックの作品ほど関心はなかった。もちろん、各メンバーのソロも大好きではあったのだが。しかし...である!これはとんでもない大傑作だったのだ!!とにかく勢いが全く違う。録音技術の進歩のせいもあるのだろうが、音が格段にパワーアップしている。この流れになると、80年代初期風のチープなシンセが前面にでた11もカッコよく聞こえてしまうから不思議だ。リンジーの幻のアルバム(マックメンバーが全面参加)からの曲が多いのだが、ソロだと全開するリンジーの魅力が出ていることも買いだ。しかし、今回はスティーヴィーもぜんぜん違うのである。80年代の彼女はソロとして大成功を収めていたせいか、本物の良曲をマックに提供してこなかったのだが、今回はタイトル曲をはじめ超一流の楽曲をこれでもかとつぎ込んできている。ソロでやりたいことをやってマックはポップに、という従来の基本線は変わっていないのだが、今回は「やりたいことをやってなおかつポップ」というトンでもない領域に踏み込んだ感がある。『ミラージュ』あたりに少し見られた「マックを演じているマック」という感覚が完全に消え去っている。「フリートウッド・マック」という巨大なバンド名が持つ圧力が足かせではなく潤滑油になったのだろう。
 日本ではいまだに「イーグルスと同時期に売れていたバンド」というレベルの評価で止まっているようだが、そろそろ「ブルースバンド」や「70年代」というフレームをはずして、真面目にマックの諸作を聞きなおすリスナーが一人でも増える時期ではないだろうか。この作品はそういうリスナーを増やす、底力を本当に実証した大傑作といえるだろう。
かなり満足ですが・・・ ★★★★☆
本当に久しぶりの絶頂期のオリジナルメンバー(マイナス1人)のスタジオ盤。中ジャケ写真の雑然とした録音現場写真が、彼らの意気込みを示しています。
MTVアンプラグドスペシャルの「The Dance」が出ていたので、音の組み立て方はそれを踏襲した感じを受け、新鮮味は少ない。
たとえば、「The Dance」の「Big Love」の凄みに思わず腰が抜けたような驚きはありません。リンジーがはまりやすい、オーバーダブ過剰のアレンジもちらほら。ソングライテイングに関して、最も相性の良かったクリステイーが不在なので、楽曲ももう一息。
でも、このあとに出た、クリステイーの2枚目のソロでは、”ミニ”リンジーみたいなギタリストを使っていますが、ギミックなくパッとせず。
やはり、5人そろわないと、魔法は起きないようです。
評価に時間のかかる名盤 ★★★★★
REMの「オートマチック・フォー・ザ・ピープル」もそうですが
発表されてから評価されるまでに時間のかかる作品になるのでは?

過去のアルバムの中ではとてもエキセントリックに感じられた
リンジーの才能が、初めて輝いたような気がする。
6や17をよく聴いてください。それに8の歌詞。
こんな感動的なリンジーは僕は初めてだ。

これだけ年をとって初めて才能が開花する、なんてことは、Rock
自体があまり経験したことがない。しかも、このチームじゃなきゃ
絶対に作れなかった音楽を作り上げているところがすごい!