音読80回のドクター市橋
★★★★☆
ドクター市橋氏の著書は多くが例文羅列型構成で似たり寄ったりの内容です。
はしがきについての言及がかならず表紙に書かれていることも特徴。
それら似たり寄ったりの本すべてに、一貫して一例文80回の音読が推奨されている。
なぜ80回なのかは置いておいて、それだけやれば相応な英語回路ができあがることは間違いないからだとか。
僕は疑いながらも初級編をやりましたが、見開き毎にある語法解説に感心したり、
ボイスチャットで初歩の会話などができるようになり、それなりの効果を実感できたので、
中級編の購入に至りました。
正直80回の音読は辛いですが、本書で音読癖が身につくことにより、その後の勉強姿勢が大きく変わりました。これが一番の収穫でしょうか。
音読80回が苦にならない、正攻法で攻めたい方は試してみる価値アリかもしれません。
なお同じ著者の「魔法〜」「英語口」でも内容はほとんど同じなので、好きなのをやると良いでしょう。著者の経歴が胡散臭いのは我慢です!