まさにプロのための本です。
手作りパン歴の長い私も目から鱗〜の本でした。
すごく丁寧にかつ分かりやすく載っているため、毎日毎日手にとっては読み漁っておりました。ハード系からソフト系、天然酵母までたっぷり載っております。

１９９６年の本ですから、いささか少し今の状況と異なっているかな？？と思う節もありましたが、これはパンのバイブルという感じです。

家庭では作るのが難しそうな点もありますが、そこは何とか攻略しながら作るとまた面白いかと思います。

　パン作りに必要な材料・ミキシング・成形・焼成など詳しく書かれています。菓子パンからドイツパン・フランスパンなどパンの種類は様々掲載されています。私もときどきパン作りはするものの思ったようなパンが出来ない事が多々あります。ただ、この本では「詰まった食感を出す為に気泡を含ませない」などその工程が何故必要かしっかり説明がのっている点と、失敗した場合の原因として考えられる理由なども掲載されていて今後のパン作りに頼れる1冊になると思います。ただ、この本で重要とされている温度管理などはなかなか家庭では難しいのですが…。

題名のとおり、まさにプロ用の本だと思います。
捏ねは業務用のミキサーで,イーストも生イーストのレシピが目立ちます。自家製酵母についても詳しく書かれています。
受ける印象としては『家庭で作るのは難しそう・・・』
しかし工程も詳しく説明され,レシピのポイントも生地の扱いから焼成に至るまで,しっかり書かれています。

成形のやり方も、画像付きで分かり易い。このあたりは、とても参考になり
【レシピつきの教科書】と言った感じです。
色々なタイプのパンに出逢える本だと思います。