出張に行く途中の新幹線の中で読み終えられるほど、スムーズに最後まで読めました。

これから起業やフリーランス、副業を考えている方への足がかりになる一冊だと思います。

YOU MONEYという独自の言葉が出てきますが、ネーミングに違和感を感じます。

各章の最後のページに章のまとめが書き留めてあるので、そこをみて気になるものをピックアップして読んでいくのも効率がいいと思います。

内容に対して本の価格は、少し割高であるような気がします。

ソーシャルネットワークやその他、ネット上でフリー（無料）で
手に入るものはうまく活用しよう、という事で様々なツールの
紹介や活用方法が書かれている。
ユーマネーという概念もおもしろい。
ネット上のフリーをうまく利用して何かやりたい、という人の
ヒントになるでしょう。

読んでから実際の行動に繋げやすい、よい本です。ツイッターやSNSを利用する、という話が多いので、こういうものを利用している、もしくは興味がある人におすすめです。

今日・明日実践できることから、自分のポジションの現状把握など
非常に使える内容の書籍だと思います。


フリー時代のビジネスマンの必須マインドは
「広い視野を持つ」
「組み合わせて考える」
「すぐ行動する」
の３つだとおっしゃっています。

・職人型ビジネスパーソン
1つのことを100%極めていくことを目標とし、新しい挑戦に消極的な人。
・ハイブリッド型ビジネスパーソン
フットワークが軽く、広範囲な知識、スキル、人脈をカバーする人。

ドラッカー氏も会社の寿命がどんどん短縮化してくるということを
いっていますから、職人型の生き方は難しくなっているのは事実だと
思います。
10年後に一番有名な会社は今は存在しない会社だともいえるので、
いかにスピード感を持てるかが重要になっているんだと思います。
（勿論、著者の中村氏は職人型も素晴らしいと言っています。）

無料のソーシャルメディアやネットのツールを上手く活用することで、ここまで人脈やチャンスを増やすことができる…と、著者の経験を交えて、分かりやすく解説されています。

今、旬なツールやサービスが紹介されているので、先延ばしにしないで、興味をもったらすぐに読むのがベスト。

実践するかどうかは各々の好みや判断によりますが、実践する・しないで大きく差が出てしまうのは恐ろしいところ。
本を参考にして、自分が興味をもった項目から始めてみると、いろいろな発見がありそうです。

ネット上でも実社会と同様に、嘘をつかないで、誠実であることが大切という点に共感しました。