「藤崎竜」の名を知ったのは、封神演技ででした。独特ながらも華麗な絵柄、他の追随を許さない圧倒的な藤崎ワールドに魅了されてから、はや云年…。
あの名作、封神演技にも決して引けをとらないのが本作「屍鬼」
自分は原作未読ですが、十分楽しめます。漫画版は原作とは違う展開が用意されているということで、万人が楽しめる出来になっていると思います。
魅力的なキャラクターも沢山でてくるので、お気に入りのキャラクターを見つけるのもまた一興。

それにしてもやっぱり藤崎竜は絵上手いなー。凄く丁寧な作業をされている感じがします。「一コマ入魂」とでも言うのでしょうか。
表紙の美しさには毎回驚かされますが、それぞれの巻ごとに、美麗なカラー絵がついてくる。
こんなに贅沢でいいのか!とすら思います。素晴らしいとしか言い様の無い出来です。

６巻まで読みました。感想はまぁ良くも悪くも藤崎竜の漫画だなと、好き嫌い分かれそうな感じです
ただこの作者って昔はもっと柔らかくて綺麗な絵を描く人ってイメージだったけど
今作は何か絵が荒い感じがしますね(まぁジャンルがホラーだから意図的なのかもしれないけど)

原作にハマって購入しました。

絵のタッチは好き嫌いが分かれると思います。「東京異聞」の時のような
写実的な絵を希望していただけに、かなりショックでした。
特に髪型が・・・ファンタジー入ってますね。

ストーリーも原作とズレている部分が多く、原作本来の気味悪さが感じられませんでした。

ただ原作とは別物と考えて読めば、これはこれでありかな？ってかんじがします。

原作のファンで、気になっていましたが、藤崎氏の作品を読んだことがなかったので、悩んでました。
皆さんの評価・表紙をみて購入を決めました!
他の方も書いてみえましたが、静信と敏夫が若すぎるのが気になりましたが、読み進めると慣れました。
まとめ方も良いし、雰囲気も出てて楽しめます。
ただ、、、漫画なんだから、ちゃんと絵を描こうよ!!
背景(というか、ほぼ人物以外すべて)が手書きではない(?)ため、人物が浮いて見えて、違和感がある。せめて西瓜くらい手で描いてほしかった。
★減の理由はそれだけです。

『パソコンなかったらできなかったよねぇ？』
と言わざるを得ない画力のひどさで、がっかりでした。
かなり期待して、まとめて６巻大人買いしたのですが、
表紙の美しさは「ほうほう」と思えたのに、
ページをめくった瞬間、「…え？何これ？マジで同じ作者なの？」となって、
なんども表紙を見ては中身をみる、を繰り返してしまいました。

キャラデザのズレは個人的には良いんです。
意外性を楽しめます。
意味不明とも思えるギャグの挿入も、個人的にはOKです。

けれど、紙と中身の差があまりにひどすぎます。
最初に戻りますが、『パソコンなかったらこの完成度出せないレベルなんだな、この人…』というのを実感して終わってしまいます。

原作ファンで、なおかつ表紙の絵で「これならありかも？」と思った人は、
漫喫などで一度実物見てから購入することを強くお勧めします。

※画のファンの方はごめんなさい。