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虹果て村の秘密 (ミステリーランド)

価格: ¥20,072
カテゴリ: 単行本
ブランド: 講談社
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虹果て村の秘密って? ★★★☆☆
 推理作家と刑事になりたいと思っている小学6年生の秀介と優希。夏休みに優希の母の故郷へ出かけ、二人はそこで殺人事件と遭遇する。当然、二人が事件を解決するのだけれど、小学6年生である二人に違和感を感じてしまった。
 「虹果て村の秘密」ってタイトルに惹かれて読みはじめたのですが、期待しすぎたのか、最終的には、虹果て村の秘密とは一体何?だったのかと思ってしまった。
 
大切な夏休み ★★★★★
「何年生の夏休みに何をしたかなんて意外と忘れてしまうものだ」・・・ある本にそんな言葉がありました。
でも、この夏休みは、秀介と優希にとって忘れられない大切な夏休みになっただろうと思います。

夏休みに「虹果て村」を訪れることになった小学六年生の秀介と優希。
子供だけですごす夏休み、田舎、山、空、カブト虫、変なおじさん、虹にまつわるいい伝え、将来の夢・・。

大人は懐かしく、子供は自分のことのように、楽しめると思います。
ミステリもよくできているので、ミステリ好きの方も楽しめると思います。
私の夢は、日本一の刑事になることです ★★★★☆
ミステリーランドのシリーズは今までに4冊読みましたが
この作品が一番楽しめました。

二人の小学6年生の子供らしい、いきいきとした感じもいいし
本格としても正統派といえる作品だし・・。
一気に読んでしまいました。

こういう作品が、私の少年時代にあったらなあと
思わずにはいられない作品でした。

さすが有栖川氏。 ★★★★★
さすが有栖川氏である。
トリックもストーリーも破綻なく、緻密に練り上げられている。
文章はテンポよく、読みやすい。
人間関係が上手く書かれている。

鄙びた虹果て村で起こった殺人事件と、高速道路建設の是非をめぐる社会問題が上手く合致して、考えさせられる物語でもあった。
ところどころに見られる遊び心もなかなか・・・。

清々しい夏のミステリー ★★★★☆
夏休みを虹果て村で過ごすことになった上月秀介(こうづき・しゅうすけ)と二宮優希(にのみや・ゆうき)。二人とも、小学六年生。推理作家になりたい秀介と、刑事になりたい優希が、少年少女探偵として、虹果て村で起きた殺人事件の謎を推理していくミステリ。

高速道路の建設をめぐって、賛成派と反対派に分かれた村人が対立している状況。そんななかで起きた密室殺人ほかの事件を、小学生のふたりが解き明かしていく話。

有栖川さんが、本書の読者として想定しただろう子どもたち、あるいは若い読者層に向けて、社会問題に目を向けることの大切さとともに、他人への思いやりや気遣いの大切さを、さり気なく話に盛り込んでいます。大人に対するのと同じように、子どもだからといって変に手加減したり、媚びたりしない姿勢が、清々しく感じられました。

ミステリとしても、論理的な思考の働かせ方にポイントを置いて、事件の謎を解き明かしていく件りは、なかなか読みごたえがありました。事件の核心に迫る話を聞かされたある人物が、「なるほど、ロジックだ」と言う箇所では、「この台詞、本書のどこかで使ってみたかったんだろうなあ。いかにも有栖川さんらしいや」と、嬉しくなりました。