理想に近い比較政治学のテキスト。
★★★★★
3人の気鋭の著者により比較政治学のテキストです。
共著ですが、章ごとの割当ではなく、全章が共著というのも著者の意気込みを感じます。
章構成は、1〜2章で方法論、3章選挙制度、4章執政制度、5章政党制度、6章議会制度、7章官僚制、8章司法制度、9章中央銀行制度、10章中央・地方関係制度 といったものです。
全章読み終わってみて、各章の内容の質の高さと、最新の研究までがフォローされていることに感嘆の念を抱きました。
初めて比較政治学に触れる方から、専門に研究される方まで多くの方にお薦めできる良書です。