原作は未読ですが、bermeiさんとbさんと茶太さんの組み合わせで
悪い出来なわけがない、と視聴もせずに買いました。
素晴らしい作品で買ってよかった！

個人的にはbさんのボーカリストとしての魅力も再確認しました。
もともとファンだったのでぴったりの曲でとても嬉しかった。
茶太さんほど有名ではありませんが
少しかすれるような透明度の高い声が美しい。

differance (difference)とecriture (分離帯)は
アルバムに収録されないようですが
こちらもドリーミーで魅力的なアレンジなので
bermeiさんのファンの方はシングルもどうぞ。

bermeiさんの電撃文庫「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」のイメージアルバム 今回のこのシングルは小説をテーマに作ってるだけあって、曲調や背景が小説の雰囲気を出しつつ、bermeiさん独特の不安定で憂鬱で、それでいて曲のなかに引き込まれそうなリズム感が生きていて、bermeiさんはひぐらしの時といい、こうゆう作品と凄く合うなぁと感服します 個人的にはecriture(分離帯)も好きです
茶太さんの声も相変わらず凄い
この曲の良さはやはり一聴しないと分からないですね というわけで前記でもあるように興味のおありのかたはぜひHPで試聴してみてください 同人でも頑張ってる人もいると新たな発見にもなり、損はしないと思いますよ

そもそも、まだ小説の世界だけの作品になぜ一足飛びにイメージアルバム？
と思ったのが正直な気持ちだった。
けど、もの凄く大好き（歪んだ意味で）な作品なので、とにかく買ってから考えることにした。

・・・もう、最初サビに入った瞬間、すべてが、イメージアルバムと言う選択肢を理解した気がした。
なんで？じゃなかった。みーまーには、これ以上のメディアミックスの道なんて無いんだと思った。
これ程、あの世界の根本を歌ってくれるとは思ってもいなかった。
普段はみーくんの言葉遊びに流されていたけど。

ノイズ。理解。うん、とても重要だ。
個人的に、この音楽は深夜2時過ぎに、睡眠不足で程良く正常な判断が出来ない時に聞くと、とても気持ち良くなれそう。
癒しとも違う、ぬるい絶望感の共有が、とても甘い誘惑。
みーまーが、もっと好きになれた。（危ない意味で



左様・・・、左手と左目が最高です。。。

良いです。
なにがいいってサイトの視聴をうんびゃっかいウォークマンで聴いてたけど、本物のマキシは視聴の暗い印象を弾きとばすのですよ。
differanceなんですけどね。

価値ありだと。

『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』は私の一番好きな作品なので、イメージアルバムの発売が決定したときには喜びに打ちひしがれました(大袈裟な…)ジャケットは左さん書下ろし、お花のかんむりにヘッドフォン姿の愛らしいまーちゃんデス。CDにも同じイラスト入りなのが嬉しいところ。

歌詞、歌声ともに繊細で希薄なみーくん(原作自体)を非常に上手く表現していると思います。ピアノの旋律と曲中に入っているノイズが儚く、そして暗い物語を思い出させ、物悲しさが一層増して一人で聞いていると不覚にも目を潤ませてしまいました。

まーちゃんのために『僕』を殺してみーくんを演じる、自分を押し殺して生きると言うことは本当につらい事です。作中ではひねくれ者なみーくんの軽快な言葉遊びが表立っていますが根底は陰惨で悲愴な物語です…

購入をお悩みの方は『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』イメージアルバムの公式サイトの方で視聴できますので是非そちらを参考にしてください。フルアルバムの方も12月下旬に一般販売されるようなのでそっちも期待しています。