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ナノテクの楽園―万物創造機械の誕生

価格: ¥2,940
カテゴリ: 単行本
ブランド: 工作舎
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【目次】 ★★★☆☆

リーランド州在住のサイエンスライター。哲学博士。趣味は飛行機、パイロットの個人免許をもつ。1985年、地球外生命についてのアンソロジーを編集してケンブリッジ大学出版局より刊行、アカデミズムの側からSF的なテーマに接近する。1987年、プリンストン高等研究所を舞台に天才たちの人間ドラマを描いた『アインシュタインの部屋』が世界的ベストセラーとなり、一躍時の人となる。次作『不死テクノロジー』ではクライオニクスから人工生命まで、永遠の命を追求する究極のテクノロジーをドキュメント。3作目の本書では、ナノテクノロジーの発想者エリック・ドレクスラーが決してマッド・サイエンティストではないことを明らかにしながら、超微小エンジニアリングの醍醐味を余すところなく描き出す。


プロローグ ナノ氏ワシントンに現る

第1部 限界

第1章 kTの皮肉
誰が原子を見たのか?/
ブラウン運動の謎/
アインシュタインの示唆/
分子レベルの暴力地獄

第2章 古いテクノロジー
宇宙マニア、ドレクスラー/
原子の姿を照らすX線/
遺伝子工学の登場ブラウン管に姿を現した原子/
バイオコンピュータからナノコンピュータへ

第3章 世紀の大破局
何でもできる分子機械/
宇宙で自動的に作られる光帆/
暴走するかミニロボット/
先まわりしている奴がいた

第4章 「ファインマンはいっぱい食わされた」
世界中の本の情報を一粒の砂におさめる/
ファインマンの懸賞問題/
1000ドルをせしめた男マクレラン/
エレクトロニクスも追い越しはじめた

第5章 永遠と雲と
天界の女王、土星に魅せられる/
空想のネパール旅行/デザイナータンパク分子構想

第6章 エリック、ファインマンに会う
ザナドゥー・ハイパーテキスト計画/
ついにその筋に論文を発表/
エリック旋風、巻きおこる/
リチャードがパーティにやってきた

第7章 エリック師のナノテク・リバイバル
グレーグー対ブルーグーのナノ大戦/
だんだんカルトになってきた/
引導を渡す日が近づいた/
八弟子全員、ミラーポイントに達す


第2部 エスケープ

第8章 ふくれあがった微小計画
四半世紀後に懸賞金をせしめたニューマン/
ナノテク・エンジンは黙々とダイヤをつくる/
モラヴェックは呼応した/
もとをたどればハインラインだった

第9章 アストリッドとプリシラ
パウリ、ボーア、草場の陰で赤面!?/
ナノ世界本部「フォアサイト研究所」設立/
潤滑油のいらない精密ベアリング/
大物たちの反応は?

第10章 退屈、憎しみ、そしてユートピア
ナノテクの報酬は優雅な倦怠?/
バベッジ機械の再来/
嫌な奴も長生きする/
デュードニーの琴線にふれる

第11章 三個の小さな歯車
パトロン現る/
走査型トンネル顕微鏡、原子に接近/
原子を将棋の駒のように動かした/
天然にまさる人工タンパク質/
ネット上でも話題騒

第12章 キャプテン・フューチャー
大風呂敷は控えよう/
MIT、学位授与を拒否する/
原子ハッカーの脅威/
物質はもはやソフトウェアになる/
ついにマスコミも注目

第13章 分子は神聖か?
原子でIBMロゴを綴る/
メディア・ラボならいけそうだ/
レベック、自己複製システムを作る/
分子の搾取は許されるのか?/
ドレクスラー博士誕生

第14章 非難の大合唱
「ナノシステムズ」で吹っ飛んだ/
非難の嵐もすごかった/
原子は安定性を取り戻すか?/
終ってからでは遅すぎる

第15章 止められるなら止めてみろ
強い味方、バックミンスター・フラーレン/
分子テクノロジーとしての遺伝子治療/
人工タンパク質は使えそうだ/
人工原子まで出現した


第3部 笛吹きを演じる

第16章 アメリカ郊外日曜の昼下がり
ウエルズの悪夢/
人は働かずにいられるか?/
ホンモノや素朴さが見直される/
最善の予測とは未来を創造することだ/
誰が「ノー」と言えよう