プログレッシブな曲等々色んな楽曲があるが、基本はメロディアスで自然に聞けるALFEEらしいアルバムです。

20年以上のアルフィーファンです。
買ったその日に３回聴きました。
その日に繰り返し聴いたのは「夢幻の果て」以来です。
１曲名の NeoUniversePart1 はその世界観に圧倒です。頭がくらくらしました。
こんなの作れるバンドはアルフィー以外にないでしょ。
映画アバターに出てくる惑星パンドラのような映像が浮かんでくるのは私だけでしょうか。
まさに新世界！って感じです。
また、全体を通して、音も非常に良いです。
アコースティックバージョンの「風の詩」も絶品です。オリジナルより断然格好いい。
全曲クオリティが高いです。

シングルが3曲、カップリングが2曲も入っています。
3年半も経ったのでとりあえずアルバム出しとけみたいな感じかと思いました。
しかしそれは良い意味で裏切られる事になりました。

Neo Universeの3部作が本当に圧巻で、コーラス、変拍子、歌詞共に「新世界」のイメージぴったりな曲に仕上がっています。

Last OF Eden 〜Neo Universe Part UがドリームシアターやシンフォニーXと言ったプログレメタルバンドを彷彿させるような前奏や初恋の嵐 〜Love Hurricaneと言った遊び心満載な歌詞等聴き手を飽きさせる事はありません。

他の方も言っているようにDVDは残念です。しかし近年のアルバムでは一番良いと思いました

約３年半ぶりのアルバムという事で、発売前から非常に期待をしていました。事前に収録曲のタイトルは告知され、その段階で今回はプログレであろうと予想してましたが、実際に聞いてみてまさにその通りでした。洋楽では、ラッシュやドリームシアター、イエスなどのプログレが個人的に好きですが、アルフィーはそのどれにも当てはまらない独自のプログレッシブロックを確立しつつあります。重厚でダークなプログレ（以前の[THE RENNAISSANCE]や[夢幻の果てに]はどちらかというとダークで重厚なイメージでしたが）ではなく、明るいメジャーコードのプログレが展開されているように思えます。特に、最初の３曲は組曲仕立てになっていますし、その後５曲目の「この愛を捧げて」まで一連の流れがあります。
今回のアルバムは先行シングルも多く収録され、ここ最近にしては珍しいですが、昨年３枚のシングルがリリースされた事もあり、シングル曲の多さは妥当であると思えます。（むしろ入っていた方が、一休み的な部分もあるため良いと思う）
欲を言えば３年半ぶりのアルバムなので、あと2,3曲収録してくれても良かったかな…。あと、他の方も書いていますがDVDの内容が淋しい…。その点を踏まえ☆４つです。しかしながら考え方を変えれば、DVDでは最近のライブ映像が少しでも見れるという意味では良いのかもしれません（音源はCDですが）
収録曲の中で特に印象的なのは、2[LAST OF EDEN]は高見沢ソロの[月姫]にサビの部分が似てますが、イントロの変拍子等は圧巻です。9は懐かしい感じがするPOPな曲ですが、これまた間奏に変拍子が入ってます。7の歌詞はビックリしましたね。11はアルバムには収録されないだろうと予想してましたが、収録されて嬉しかったです。5がアルバムの締めになると予想していたため、これは以外でした。

ＯＮＥ以来、３年半振りのアルバム。
シングルでリリース済みの曲も多いので、新鮮味に欠けるかと思いきや、
１曲目から重厚で変拍子。いきなり「らしさ」が炸裂している。
吉田太郎氏のドラムも馴染んだ感じがして、アルバム全体を通して
前作よりも曲の緻密さが増したようだ。

昔からそうだが、Ａ面にあたる前半(5曲目）でアルバムの主題を歌い上げ、
Ｂ面にあたる後半（６曲目〜）は主題に関係なくバラエティに富んでいる。
特に７曲目はとても５０過ぎのバンドの曲とは思えない(笑)。
それでも全体的にうまく纏めて「アルバム」を構成しているのは流石の一言。

作品的には星５つだと思うのだが、他の方も書かれているように特典の
ＤＶＤが・・・。
ＯＮＥの時みたいなＤＶＤを期待していただけに、ちょっと残念。