ジャック・ブラック率いるTenacious Dの2nd。正確には同タイトルの映画のサントラとして扱われるのだろうが、一つのコンセプトアルバムとして聞くと、非常に面白い。
JBの幼少時代(Kickapoo)〜JBとKGの出会い(Classico)〜バンドとしての成功への道(Master Exploder)〜別れとJBの苦悩(The Divide・Papagenu・Dude)〜感動のファイナル(Beelzeboss)と、非常によくできたストーリーでアルバムは進行していく。前作ほどの衝撃(笑撃？)はないにしろ、非常に楽しめる。
なお、前作はどちらかというとオルタナ風だったが、今回は少しメタル寄り。KickapooではJB憧れのDio(そしてなぜかMeat Loaf)と競演、さらに今作は全ドラムをDave Grohlが担当。