徳永先生は、食欲のない患者さんには必ず「何が食べたい?」と尋ね、患者さんが望んだものを、自らの足で買ってきてあげたりします。読んでいくうちに、どんどん徳永先生のその人柄に引込まれてしまいます。 いつ患者側になるかわからない私達にとって、もし面倒をみてくださるならこういう先生がいいな~、と思うぐらい徳永先生の文章がやさしい本です。