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6・ピーシズ・オブ・シルヴァー+3

価格: ¥1,700
カテゴリ: CD
ブランド: TOSHIBA-EMI LIMITED(TO)(M)
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   日本のジャズ・ファンはハードバップがお好き。彼らが最も好きなグループといえば、ナンと言ってもジャズ・メッセンジャーズだろう。その初代ピアニストであるホレス・シルヴァーの作編曲とピアノがあってこそ、メッセンジャーズ、いやハードバップが誕生したと言っても過言ではない。
   シルヴァーがメッセンジャーズを離れ、自分自身で監督し切った作品が本盤。人気者シルヴァーの比較的地味な作品かもしれないが、トランペットとテナー・サックスを前面に据えた、典型的ハードバップ編成の雛形を作った作品としても重要である。彼の代表曲「セニョール・ブルース」を収録している。
   黒人ならではのファンキーな演奏が魅力のハードバップはパワフルさを前面に出すために構成がシンプルになりがちだが、作編曲においてもファンキーさを表現できるシルヴァーはハードバップ界でも貴重な存在だ。キャッチーでいて哀愁漂うメロディに、御機嫌で格好いいリズム・パターン。シルヴァーの書く曲は現在でもスタンダードとなっている。(高木宏真)
「セニョール・ブルーズ」で一役ヒットした名盤 ★★★★★
シルバーが公園のベンチに座り、新聞を読むサイド・ショットのシルバーが印象的な、1956年11月10日のモノラル録音。ドナルド・バード(tp)とモブレー(ts)の2管編成ですが、モノラルながら、ぶ厚いアンサンブルがシルバーらしさを出している。ハード・バップファンなら、この価格で購入できる嬉しさで、文句なし。ちなみに、後にステレオで出された「セニョール・ブルーズ」のボーカル版は1958年に録音されたもので、このオリジナルアルバムには未収録です。