偉大な先人と同じくらい偉大な現代人はいる
★★★★☆
正直、惰性で購入したのだが、今回はいつもより良かった。エピソード的には、開国期にカリフォルニアでワイナリーを経営した長沢鼎の逸話を知れたのは収穫だった。おそらく現代にも、世界のどこかで、日本では話題になることもなく頑張っている日本人が多くいるのだろう。
今回は、片瀬支配人がメインのストーリーがいくつかあり、それが光っていたように思う。カナが若さでズカズカと踏み入って壁を壊す話も悪くはないのだけれど、時を経たワインに重ねて何かを語るような格好良さは、片瀬支配人の様な深みのある大人に言われた方がしっくり来る気がする。
個々のストーリーはともかく、全体的な流れとして、カナの恋愛話にシフトして来たようだ。どのようにしてワインと絡めて物語を構築していくのか楽しみ。