冬の間に、ライバルたちに差をつけたくありませんか？

本書は、『短時間 効率的サイクリング・トレーニング』の著者による、「冬のトレーニング方法」に特化した、自転車トレーニングの教本『12WEEK WINTER TRAINING PROGRAM』の日本語版（Kindle版）です。冬にもインターバルトレーニングを活用し時間効率よく練習しながら、着実にFTPを中心に体力の底上げを図りたいサイクリストにおすすめです。

■本書を活用することで期待できるメリット
本書を活用することで期待できる効果やメリットは次の通りです。

・よく練られたプログラムにより、無理なく体力向上を図れる
（特にFTPの向上が期待できる）
・いたずらに距離を乗り込むことなく体力向上を図れる
（週あたりの練習時間は4～10時間）
・冬のインターバルトレーニングの効果的な実施方法を学べる
・ジムでのスピニングクラスの上手な活用方法を学べる
・競技者としてのトレーニングやレースへの心構えを学べる

これらにより、冬の間にライバルたちに差をつけ、来シーズンをベストの状態で迎えられるようになるでしょう。

■著者紹介
本職はメディカルドクターですが、サイクリングの国際コーチでもあり、デンマークのU23代表選手を始めとするエリート・サイクリストを指導しています。本書では、これらのコーチとしての経験や、本職のメディカルドクターとしての最新の運動生理学などの知見をもとに、初心者からエリート・サイクリストにいたるまで役立つ、「冬の効果的なトレーニング方法」のノウハウをわかりやすく説明しています。その他著書に『短時間 効率的サイクリング・トレーニング』があります。またwww. training4cyclists.comというブログの運営者でもあります。

■目次（主要箇所抜粋）
冬のトレーニング期間を最大限活用する
・回復のための時期：心身を再充電する
・トレーニング内容を軽めにする
・シーズンの総括をする
・来シーズンの計画を立てる
・ウエイトトレーニング
・オフシーズンの各月の過ごし方
・適切なウェアを着る
・レースシーズンへの移行期
・冬の高強度インターバルトレーニング
主体的になることのメリット
・困難に立ち向かう
・明確な目標に向けて練習する
・体系的に取り組む
・チームワークと協力
・練習で主体性を発揮する
・効果的な代替案としての室内サイクリング・トレーニング
・勝者は絶対に諦めない、諦めたら絶対に勝てない
スピニングクラス
・スピニングクラスでトレーニング効果を最大化する方法
パワーメーター：新時代の幕開け
・トレーニング強度設定のための最大パワー・テスト
・レースのパワーデータを集める
・タイムトライアリストのパワーメーター活用法
・パワーメーターをペースコントロールに活用する
・エルゴメーターバイクでパワートレーニングをする
・パフォーマンステスト実施時の5つのコツ
・トレーニング強度
12週間　冬のサイクリング・トレーニング・プログラム
・第1週よいスタートを切ろう！
・第2週トレーニング本格化
・第3週インターバルトレーニングの合計時間を増やす
・第4週トレーニング・セッションを増やす
・第5週息抜き
・第6週折り返し地点
・第7週少ないほどよい（Less Is More）
・第8週前進のために一歩後退
・第9週ステップ・アップを再開
・第10週ハードに追い込む
・第11週最終ラップ目前
・第12週グランド・フィナーレ
・メニュー一覧、12週間　冬のサイクリング・トレーニング・プログラム
閾値パワートレーニングとVO2maxトレーニング
・一夜漬けは通用しない
・インターバルトレーニングのメリット
・VO2max：勝利の方程式
・VO2maxインターバルは進歩を加速する
・VO2maxインターバルは、きわめて時間効率がよい
ウエイトトレーニング
・トレーニング時間を有効に使う
・ウエイトトレーニングがサイクリストにとって効果があるのかは、まだよくわかっていない
・ウエイトトレーニングによって悪影響が出ないようにする
・12週間　冬のサイクリング・トレーニング・プログラムへのウエイ・トトレーニングの組み込み方
・ウエイトトレーニングの行い方
・メニュー一覧、12週間　冬のサイクリング・トレーニング・プログラム用のウエイトトレーニングのメニュー
室内サイクリング・トレーニングのコツ