悲しみの星に消えたから…
★★★★★
第1シーズン後半の14エピソードを収録。
必見は『アンドロイドの裏切り』
「巨大結晶生命体」の設定などに疑問はありますが、データ少佐の兄、ローアの登場により、データと言うキャラクターの掘り下げに成功し、後に続編的エピソードが数本作られています。
ブレント・スパイナーの二役ぶりはお見事。後のエピソードでは、なんと三役もこなしています。
『悲しみの星に消えたターシャ』では、第23話にしてレギュラー・キャラクターのターシャ・ヤー大尉が殉職します。それも呆気なく。
設定や視覚効果などお粗末な部分もありますが、このエピソードが有ったからこそ『亡霊戦艦エンタープライズ“C”』や『クリンゴン帝国の危機』『潜入!ロミュラン帝国』と言う傑作が生まれた訳で、ある意味必見エピソードです。
ウィリアム・ライカー副長を掘り下げた『盗まれたエンタープライズ』も人気エピソードですね。
原題の『11001001』…素晴らしい。