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ビネツ (小学館文庫)

価格: ¥730
カテゴリ: 文庫
ブランド: 小学館
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これが女の醜さだ! ★★★☆☆
永井するみさんの作品はどれもサクサクと読める読みやすい本ばかりですが、
これも例外ではなく、面白くてあっという間に読み終えてしまいました。

女性を美しくするエステ業界の内幕を描いていますが、
美よりも女性の汚い部分を見せられることにより面白さをかんじました。
自分よりモテる女・デキる女に対する僻みと嫉妬。
これが出てくれば出てくるほど面白い。
「きれいになりたい」・・・こう思っている女性たち。
だが、彼女達の中身は打算と嫉妬で真っ黒!
エステという世界はほとんどが女性だけで構成されています。
だからこそこんなにもこの小説はドロドロしているのです。
男性は覚悟して読んでください(笑)

読みやすいけど・・ ★★★☆☆
これはミステリーなのかな?何とも言えない、エステ業界の紹介のような感じがする小説でした。読みやすく癖はありませんが、社会派小説には今一歩かな・・
面白かった! ★★★★★
最近テレビ・雑誌・インターネット等あらゆるメディアで取り上げられる美顔法や全身のケアの仕方、何時までたっても実年齢よりは若く見られたいと思うのは女性ばかりでは無い様です。男性専用のエステサロンも有るみたいで、機会が有れば一度体験したいものですが、この「ビネツ」では安芸津京子と言うオーナーにヘッドハンティングされた和倉麻美という一人のエステティシャンが種々の困難に遭遇しながらも、自分の才能を開花させていくと言うお話です。
カリスマエステティシャンとして登場する加藤サリの死に纏わるミステリーも勿論面白いですが、柊也と京子の関係がどうなるのか、事故に遭った藤結香とノイローゼ気味に成って田舎に帰った中野舞の今後は!さらに安芸津弘庸と佐々木みどりや蔵本アリシアの愛人関係はどうなるのか等気になる事が沢山有りますが、やはりエステ業界の熾烈な競争の裏に有るどろどろとしたものを実感出来た処の方がより面白かったです。
でも美貌だけでは手に入れられない事も有るのをお忘れ無く!