クサメロ全開で高クオリティの名盤
★★★★★
ノクターナル・ライツのヴォーカル交代前の3rdアルバムです。
ファンタジー色を強く感じさせるジャケットを裏切らず、非常にクサメロ全開の内容となっています。特に1曲目の「Destiny Calls」から名曲ですのでメロスピ好きな方は間違いなくお気に入りの一枚となるでしょう。
本作の評価が高いのはヴォーカルの上手さも然ることながら、疾走感とクサメロが調和した典型的なメロスピ最後の一枚という理由が挙げられます。これ以降ヴォーカルが変わり曲調もパワーメタル重視に移行しますのでファンは尚更、というところでしょうか。また捨て曲が無く1曲当たり3〜4分なのであっという間に1枚聴いてしまえる手軽さも魅力です。
購入して後悔したなんてことは絶対にありません!メロスピ好きな方は是非ともお手に取ってもらいたい1枚です( '∀` )∩
「メロスピ」時代の名盤
★★★★☆
今ではメロディック・メタル界の中堅所として、確固たる地位を築いているスウェーデン産バンドの3rdアルバム。
今作は、4th「AFTER LIFE」から重量感のある正統派寄りにシフトチェンジする前の、俗に「メロスピ」といわれるタイプの作風となっており、到底デス・メタルを通過してきたとは微塵にも思えないような、快活なメロディック・メタルが展開されているのが特徴。
やや湿りながらも開放感のあるメロディが全編に敷き詰められており、立ち位置としては、ジャーマンと正統派の中間といった趣。
メロスピ・ファンなら、いきなりのキラー・チューン#1“Destiny Calls”でノックアウト間違いなし。
その後も、緩急のついたメロディック・メタルワールドが展開されるが、ほぼ捨て曲なしと言えるクオリティの高さは、前作「TALES OF MYSTERY AND IMAGINATION」で見せた片鱗を、一気に昇華した感がある。
現在の作品を聴いてしまうと、ヴォーカルの声質にも原因はあるものの、線がやや細く感じられてしまうが、コレはコレで堂々たる品質を備えたアルバムであることは間違いない。
現在での人気の高さのワケを、確かに裏付けている一枚と言えるだろう。
メロディック・パワーメタルの金字塔
★★★★★
3rd。前作よりもクサメロが減ったなどという意見もあるが
それでも他のバンドと比べると頭一つ抜きん出ている。
1曲目のイントロで涙し、その後も哀メロが衰えることなく進んでいく、捨て曲が無い!!
クラシカルなギターソロも構築美溢れ決めフレーズの応酬。
4や11なんかが特に素晴らしい!!これが一つの全盛期なんでしょうね。
う~ん…
★★☆☆☆
様々なサイトでとても評価が高いアルバムなので購入してみました。しかし、確かにメロディアスではあるのですが歌メロが若干弱く、テンポもやや遅めで少々がっかりしました。このバンドを「正統派」と位置づけているレビューサイトがありましたが、この手のメタルが正統派というのであれば、私にはラプソディ等装飾されたメタルの方が心に響きました。
あくまで個人的な意見です。
傑作を発見!!
★★★★★
このCDを購入して1曲目を聞いた瞬間、このアルバムは大当たりかなと期待させてくれる。1曲目は、どこかで聞いたことがあるようなギターフレーズだが、聞いていて心地良い。6曲目は、リズムが単調であるが、どこか懐かしさを感じるギターが非常に良い。7曲目のバラードも期待を裏切ることがなく綺麗なメロディだ。これほどのアルバムをリリースしているノクターナルライツであるが、日本では知名度が今ひとつなのは何故だろうと不思議に思う。