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シャドウランド

価格: ¥2,520
カテゴリ: CD
ブランド: ビクターエンタテインメント
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良質なメロデックメタルアルバム! ★★★★☆
いまや多くのメタルバンドを輩出している北欧スウェーデン。今回紹介するノクターナル ライツもスウェーデン出身のバンドであり、彼らのサウンドスタイルを大まかに言えばメロディックメタルバンドである。ちなみに本作は彼らの通産5枚目となるアルバム「シャドウランド」(2002年発表)である。初期のノクターナル ライツといえばアルバムをリリースするたびにメンバーチェンジをしてきたが、前作でこのメンバーで落ち着き、このラインナップは現在でも変わってない。

ノクターナル ライツのサウンドスタイルは、哀愁漂うメロディー要素に正統派ジャーマンメタル要素を追加したようなサウンドだが、本作では哀愁的なメロディ要素というより、スピーディーなメロディ要素を強調した分、メタル要素が色濃く出ているのがわかる。本作のオープニングを飾る(1)は鳥肌が立つようなほどのパワフルなメロディックメタルナンバーであり、かなりに聴き応えを感じた。タイトルトラックの(2)は本作の中では最もエネルギッシュなメタルナンバーであり、すばらしい曲だ。だが(3)以降、最初の2曲ほどのパワフルなメタルナンバーが見当たらず、後半になっていくと最初の勢いが徐々に弱くなっているのが残念だ。どちらかというと正統派メタル要素がメロディ要素に押され気味の印象もある。だが全体的に聴き応えはかなりのものであり、個人的に言えば良質でパワフルなメロディックメタルアルバムというにふさわしい。
依然としてメロディ・センスは秀逸 ★★★★☆
前作「AFTERLIFE」でヴォーカルをハイトーン系のアンダース・ザックリソンから、パッション系のジョニー・リンドクヴィストにチェンジして、同じ布陣で挑んだバンド通算4作目。

サウンドはパッと聴き、前作での路線転換とも取れるストロングなスタイルではあるが、根幹にあるのは依然として秀逸なメロディ・センスであることは間違いない。

なかなかの力作ながら、どこかこなれていない感があった前作に比べ、今作ではメロディ展開により磨きがかかり、随所で強力なフックが耳を捉える仕上がり。どこか哀愁を漂わせつつも、開放感のある明るいサビが心を鷲掴みにする楽曲群は、やや軽めの独特のギター・サウンドも手伝って、もはやノクタ節とも言える響きを備えるに至っている。
さらには、前作ではやや力み過ぎに聴こえたジョニーの歌唱も幾分力が抜け、キャッチーな歌メロを見事に歌いこなしている点も好印象。

特に合唱を誘うサビが秀逸なタイトル・チューン、#2“Shadowland”や、壮なギター・メロディが疾駆する名曲#7“Vengeance”(インギーのカヴァーじゃないよ^^;)あたりがMYツヴォ(^^

4thからの方向転換で離れてしまったリスナーもいるかもしれないが、コレはコレで優れたメロディック・メタルアルバムであり、以前のアルバムと混ぜて聴くと意外に違和感がないので、もう一度これを機に聴きなおしてみてはいかがでしょうか??

上記以外にも佳曲はあるので、聴かずじまいは勿体無いですぞ!
へヴィと哀愁がマッチした名作!! ★★★★★
前作の正統派路線を更に強調した5th。今回は更に哀メロが炸裂しトミーハート似のジョニーのソウルフルなVOが一層際立っている。ダウンチューニングしたへヴィリフやノーベリのソロも非常にカッコイイ!!プロダクションも過去最高。これこそが真のへヴィメタルではないだろうか。ジョニーって北欧トップクラスのシンガーだと思います。
普遍的メタルながら、名作。 ★★★★★
 '02年発表の5th。(初期3作に拘るファンでなければ)現時点での最高傑作です。
 力強く歌い上げるJonnyのVo.を中心に、ガッツ溢れるメタル曲を劇的に聴かせます。とにかく曲が良い!オーソドックス、しかし哀愁漂うメロディが聴く者の心を鷲掴みにします。
 勿論、ドイツ産スピード・メタル的だった初期とは、4thよりVo.が交替していることもあり、音楽性が変化しています。それは、初期の楽曲をリメイクしたボーナス⑪に如実に表れています。
 MASTERPLANやKAMELOT、そしてNOCTURNAL LITESのような、良質で堅実でありながら、現在進行形のメタル・バンドが希少になっている昨今。もしかしたら刺激は少ないかもしれませんが、普遍的メタルの名曲・佳曲が目白押しの名盤です。
懐かしさを感じる名作 ★★★★★
この作品は、あまり派手さを感じるアルバムではないと思う。しかし、各曲のレベルは高く、いつの間にか聞き入ってしまう。ミディアムテンポの曲が多いが、フレーズが覚えやすく、つい口ずさんでしまいそうだ。そのフレーズは、どこか哀愁漂う懐かしいところがあり、何回も何回も聞いてしまう。