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8th Sin

価格: ¥769
カテゴリ: CD
ブランド: Century Media
Amazon.co.jpで確認
まだまだ成長過程の意欲作 ★★★★☆
SWEDEN産、スカンジナビア産メロディックメタルバンドNOCTURNAL RITES。当初メロディックスピードメタルなイメージをもっていたものの、なかなかどうしてスピード感ではなくメロディックさに重厚さをあわせもったバランスのいいCDに仕上がっている。いまだ進化そして深化していっている過渡期なこのアルバムからは匂ってくる。


各自のポテンシャルは余りあるほどではあるが、なかでもギター音色がソロパートでいっそう輝き、また、それ以上にヴォーカルJonny Lindqvistの哀切たっぷりの歌メロが印象に残る。それこそTALISMANのJeff Scott Sotoのようにヴォーカリスト、ソロとしてのフィールドでも十分通用するその歌いっぷりがいい。「Not The Only」「Tell Me」という曲はその情感あふれるヴォーカルを非常に生かした逸品だ。サビが食いつきやすいというのも受け入れやすいかな。

ピアノをfeatureしたり、Female Vocalが参加していたりとメタル色を失わせずに変化を続けるNOCTURNAL RITES。また、ラストにはIntroではなくOutroをもってくるあたり、やがてはよりプログレッシヴに変わってくるかもしれない。

芯の弱さが気になる ★★★☆☆
メロディックなメタルならば正統派メタルというわけではない。
ほどよくヘヴィでメロディには扇情力があるメタルではあるが、これは正統派メタルではない。
音は力強いが、そこからは芯の太さが感じられない。
楽曲のクオリティ云々の話ではない。これではメタルファンの支持は得られない。
文句なしに名盤 ★★★★★
HM史にまた一つ名盤が記録されることになりました。
ノクターナル・ライツの8thアルバムです。

前作からの流れを踏襲、疾走チューンを封印してのミドルテンポで「聴かせる」楽曲で固めてきた内容となっています。それでいて決してダレることなく聴かせきってしまうのは、彼らの実力の高さと確かな楽曲の充実振り故でしょう。疾走チューンが大好きな私ですが不満を覚えることは全くありませんでした。ジョニーのVoは表情がハッキリとしており、より明快になったメロディと相まってメリハリの効いた印象を深くしています。彼らのアルバムが初めてという方でもスッと入っていけるのではないでしょうか。

限定版についているDVDですが、カメラマンの手ぶれか酷く見づらいことこの上ないです。流石に業務用カメラを使用したのか画質は問題ありませんでしたが、カメラワークの悪さもあって無理に付ける程ではないと思いました。ファンの方は入手しているでしょうが、これからの方は無理に探す程ではないと申し上げておきます(多分ネットで拾えますし)

彼らのアルバムを聴いたことがない方は、このアルバムから入るという選択肢も十分アリだと思います。興味をお持ちの方は是非!( '∀` )∩
高い技術力と音楽性 ★★★★☆
 スウェーデンのパワーメタルバンド。ジャケやタイトルに見るような、ブラック・シンフォな部分はない。
 アルバム全体を通して、シンセの流れるような美旋律と重厚なギターリフの対比が秀逸。腹にぐっとたまる重厚感は、プロデューサーにFREAK KITCHENのMattiasEklundを迎えてのこともあるかもしれない。
 このバンドのギタリストは、チルボドに次ぐ頻度?で某ギター雑誌に載っているが、外聞たがわずおそろしいテクである。それでいてよくある「俺様を見ろ!この音を聴け!」という傲慢な音ではなく、曲によくマッチしたとても美しいギターソロが特徴的。曲自体も非常によく練られていて起伏に富むので、このアルバムを一通り聴けば「あぁ今日はお腹いっぱい、他のCDは聴かなくていい」と思えてくる。あえて星をひとつ減らしたのは、速い曲がないという理由から。そのほかには欠点のない、おすすめバンド。
さらなる強力盤 ★★★★★
メロディアスさとタフさを兼ね備えた前作の路線をいく強力盤。
前作の"Still Alive"の高揚感をもった@Call out to the worldにはじまり、これまであまりバラードが際立っているという印象はありませんでしたが、HMe は印象的。
Nocturnal Rites の魅力といえば、私にとってはなんといってもVocalのJonny Lindqvistであり、いつもながらのかっこよさですが、それもやはりメロディアスなギターあってのものだと再確認しました。
今、ここまでまとまった実力を持つバンドはそういないと思います。