当時、「イングヴェイが辞めて、代わりになんか変な奴が入ったなぁ」
と全然評価していなかったのだが、今見ると面白い。イイね。
最近の本人メインのライヴは正直後半飽きてくるが、これは最後まで楽しめる。
「ディスタービング・ザ・ピース」の楽曲群も、
出た当時に聞いた感覚では1stと比べて「全然良くないな」と思ったが、
こうして改めて聞いてみるとイイ曲だよね。
ただやっぱ、最悪画質なのでこの評価。

「姉ちゃん、今日アルカトラスだよね?」
「そだよ、インギーにグラハム見られんだよ!楽しみ〜。」
次の日・・・
「姉ちゃん、どうだった?インギー凄かった?」
「何かね、知らない外人が弾いてたよ。くねくねして気持ち悪いのよ〜。
「じゃギターもダメだったの?」
「いや、ギターは恐ろしく上手かった!グラハムは最高にカッコいい!あんた今度のアルバム買えば。」
当時の会話です。姉は図らずも数少ない時代の証言者になりました。
画像云々言われてますが、私にしてみればこのバンドのDVD自体が奇跡みたいなもんなので☆5つでよろしいでしょうか?

I had a copy of this DVD taken from a laser disc but this version is much better. The sound quality is good and may have been slight improved (but keep in mind that this was recorded 25 years ago ... so the format is also 4 by 3).
Steve Vai when he started this 10 CD's box promised that there will be a double live from Alcatrazz included in it. I guess that by the time Mr Vai realized this live i will probably be dead as this was too many years ago.
So if you want to good quality Alcatrazz live with Steve Vai that DVD is for you. Also do not forget the outstanding voice from Graham Bonnet.

イングヴェイの後釜として、当時ほぼ無名のスティーブ・ヴァイを迎えてのライブ映像。

ヴァイの、今では考えられない「ライブ慣れしてない」様子を見ることが出来る。オフィシャルなライブアルバム／ビデオにおいてはオーヴァーダブ修正がなされないことのほうが珍しいが、これも類に漏れない・・・というか、これはかなり、酷い（苦笑）。ギタープレイに関しては露骨なまでに差し替えがバレバレ（音質が突然変わる／手と音が全く合っていない）の箇所が多く、「もうちょっと旨く直せなかったものか・・・？」と思ってしまう。ちなみに、一方のイングヴェイ在籍時のものは、ほぼ（皆無かも？）修正の無い点が特筆もので、明らかなミスも、そのまま収録されている（同ライブのアルバム「ライブセンテンス」では、同箇所が修正されていたりする）。

しかしながら、あのイングヴェイの残した楽曲を「自分流に」個性的に表現して見せたあたり、やはり既に非凡な才能とこだわりが感じられる。後の大成も頷ける。

バンドとしてのまとまりは、イングヴェイ在籍時のものより間違いなく向上している。グラハムのコンディションも、あちらより良好。グラハムとヴァイの珍妙な（失礼）カラミ／アクションも見所のひとつかも（笑）。

当時はビデオが高かった。レンタルにお世話になったものです。
でも、近所のレンタル屋には、メタリックライブはあってもパワーライブはなかった。
様式美では無いからか？
観たい観たいと思いつつ、そんな時代もあったねと・・・。ＹＯＵＴＵＢＥってなんですか？

当時、Ｐｌａｙｅｒ誌でみた写真のヴァイの髪形にショックを受けつつも、アルバムを聴いて
ＰＶをみて、スゲーと思い、ソロアルバムの「ＦＬＥＸ−ＡＢＬＥ」の輸入盤（すごい反ってた）を
購入しました。変態ギタリスト・・・。

観て思ったのは、やっぱヴァイってスゲー！
１Ｓｔの曲を弾くヴァイ。タッピングの嵐。カッコイイよなあ。たまんねえなあ。
グラハム、声出てんなあ。嬉しそうだなあ。楽しそうだなあ。
イングヴェイのファンも観たほうがいいよ！

初見の物なので、画質は良くないんだろうけど、正規盤で観れることで愚息も満足。
ごめんなさい。
そんなこんなで、デカ盛りを喰らう竹原ばりに星五つじゃね。