分かるのですが・・・
★★★☆☆
NLP的な言葉がけをしたときの子どもの反応とその後の会話の流れはとても理想的なのですが、正直『こんな風になるのだったら困ってない!』という気持ちになりました。ふだんから心の交流がしっかりしているならばお互いに冷静になれてこの理想的な会話も成立ちそうですが…どうなのでしょう。すでに心がすれ違ってしまっている親子・親自身が問題を抱えており常にイライラしている場合・人の顔色を伺う癖が身に付いてしまった子・気持ちを言葉で表現できず沈黙することで自分を守る子・反抗期真っ只中の子など、いろんな観点いろんな解決が必要なケースではなかなか難しいまだ現実感の薄いお話しかもしれません。特に親自身の問題は大きいと思います。マイナスのこじれが解けたと感じたらその時からこの本はとても良い導き本になるのでは。現在ちょっとこじれてしまった子どもとの会話に悩んでいる親の一人として、率直にそう感じました。
親も子も負の感情を手放せる本、癒される本
★★★★★
街を歩いていると、子どもに対して感情をそのままぶつけているお父さんお母さんを見かけることがあります。
そんな光景を見かけるたび、私もとても悲しい気持ちになります。本当につらいものがあります。
ここまで書いただけでも、子どもたちが幼心に傷ついている姿を思い出して胸が痛くなります。子どもたちが満たされて育つ社会にならないのかと憤りも感じます。
でも、このことは子どもにまで感情をぶつけてしまう親だけが悪いわけではありません。その親たちもまた、本当は理解してほしかった、という同じ傷を隠された胸の内に持っているのです。
その理解し、受け入れてもらえた経験に満たされていないから、無意識のうちに−、気づかないうちに−、子どものわがままに出会ったとき、上手く受け入れられず、感情をぶつけてしまうのです。
これはトラウマであり、いわゆる連鎖です。
一人一人が断ち切っていかなければ、自分も家族もみんなが悲しい想いをしたままです。精神的な自立が大切です。
最近は、多くの方がそんな育児や心の問題に注目し、その改善に取り組んでいらっしゃいます。すばらしいことだと思います。
そして私は、この本と出会いました。この本はアタリです。
なぜ理解してほしかったのか。
どう理解してほしかったのか。
自分はこれからどうしてあげたらいいのか。
具体例を示し、癒しながら優しく道しるべになってくれると思います。
いままさに、豊かにお子さんを育てたい方、育児でお疲れの方、育児でお悩みをお持ちの方、また、親との関係でつらい想いをされた方、読んでみていただきたいです。
子どもに言ってる言葉ばっかりでした〜。
★★★★★
目次を見て、「これって、私が子どもに言っている言葉ばっかり〜」って思いました。 それをどんな言葉掛けに変えていったら良いかが具体的に分かりました。 自分の子育てだけではなく、これってどんな人とのコミュニケーション(部下・上司、生徒・先生、嫁・姑)にも応用できるなぁ〜って思いました。
すぐに使えそうな声かけが満載
★★★★★
子育て中の親にとって、「あるある、思わず子どもにこんなコトバを言っている事、、、」
と苦笑しながら、あっという言う間に全部読んでしまいました。
25話ある話の中で、兄妹喧嘩をした時の例があります。
実際にNLPの言葉がけ「本当はどうしたかったの」を日常で兄妹喧嘩が合った時に使ってみました。すると、本の通り、「妹と仲良くしたかった」とお兄ちゃんが言ったときはビックリ。他のお話も是非参考にしたいです。