なんとＣＤが3枚もついて、ボリューム満点です。
内容も充実。とっても楽しく英語を習得できます。

英語再学習の大人が音読用に繰り返して読める内容の本は少ないのですが、本書はお勧めの１冊です。

Vol.1にはＣＤが２枚付いていたが、このVol.2はＣＤが３枚付いてボリュームアップした。しかし値段がほとんど変わっていないというのがうれしい。明らかに、お得である。

内容の方は、スーザン岩本さんが話し手で、大杉先生が聞き役となって、多くのテーマについて語られている。スーザンさんが英語を話している時間の方が圧倒的に長いのは当たり前なのだが、私はむしろ聞き手の大杉先生の流暢な英語が聴けることにこそ、本書の一番の魅力があるのではないかと思っている。ラジオ英会話の「大杉世代」としては、先生の英語が１つの目標になっているのだ。まだまだ修行が足りないと自分を鼓舞するきっかけにもなる。

また、スーザンさんの話すことに大杉先生がときには反論を展開する場面もあり面白い。例えば、「２４時間営業のコンビニ」について、夜型人間のスーザンさんは２４時間営業のコンビニがありがたいと述べる一方、意見を求められた大杉先生がそれはエネルギー資源の無駄遣いだとして真っ向から反対意見を述べている。ほどよい緊張感が漂うこういうやりとりも本書ＣＤの聴き所のひとつにちがいない。

ちなみに、収録順で聴いていくと、似たようなトピックが連続することがあるので、私は飽きないようにランダム再生にして聴いたりもしている。

書店にずらりと並んだ数多くの英語取得本のなかで、かなり良い本だと思います。
特にリスニングとスピーキング強化に最適です。
この価格でCD3枚にナチュラル英語がぎっしり録音されているので、かなりのお買い得本です。

NHKラジオ「英会話」などで講師をされている大杉教授と、
NHKワールドテレビ「TOKYO　EYE」やNHKラジオ「実践ビジネス英会話」に出演しているスーザン岩本さんが、
アメリカと日本との文化や慣習の違いを題材にしたフリートークを収めたものです。

スーザン岩本さんが日常の生活から感じたことを思うままに話しているので、
いわゆる、よくある英語取得本などで聴く、ナレーターが体裁良く録音した会話とは違います。
よりナチュラルなスピードとネイティブ表現の会話なので、かなりリスニングには効果があるでしょう。

スーザン岩本さんがほぼ一人で話しているので、インフォーマルなフリートーク＆スピーチといった感じの
ナレーション収録です。
アメリカ英語発音の、リエゾンやイントネーションのアップダウンが自然に身につきます。

語彙は基本的なものがほとんどで、難易度は高くありません。
TOEIC600レベル位から充分理解できると思いますが、スピードは完全なナチュラルですので、
語彙レベルより、ナチュラルなスピードに慣れる点で活用されると、
この本の効果がより得られるのではないでしょうか。

フリートークの内容は、アメリカ人の視点で、日本の文化や慣習、感じたことを話しているので、
なるほど！と思うセンテンスが豊富なので、自分が外国人と話すときに活用できますね。

パート1もほぼ同じような構成です。
どちらも良本ですが、パート2の方がお買い得感があります。間違いなく★5つですね。