盲腸の朝は、さくらももこが実際に盲腸になったときの話で、もうほんとにこれだけはいつ読んでも笑えます。ほとんどのコマに、ドゴンドゴン・ズンドコズンドコなど、お腹の痛みを訴える音がしつこく書かれていて、その擬音を見てるだけでも笑えてきます。とにかく腹痛で苦しんだことのある人には、ぜひとも読んで欲しいです。
盲腸の朝における三大名言。
「もうすでにズキンなどというなまやさしい形容ではない」
「ああもうダメ おなかのリズムがズンドコになってきたわ」
「この ものすごい痛みが気のせいなら世の中なんて全部まぼろしである」
ちなみに〈7〉巻にも腹痛をあつかった話がありますが、それもまた笑えます。