同じクラフト・エヴィング商會著の
『すぐそこの遠い場所-AZOTH-』の中でAZOTHの21のエリアひとつひとつを
細かく説明しているので、両方あるとより楽しめると思います。
ちょっと気になったのは『クラウド・コレクター』でははじめの冒頭文で
同著者が前に書いたらしい本の引用?(「○○の中で書きましたが…」等)
が頻繁に登場し、その引用に用いられている本を読んでいなかった私は、
不完全な感じがして不満に感じました。
その後は日記形式でお話が進むので、問題なく楽しむことができました。
ちょっと日常に疲れてしまった方、空想旅行などいかがでしょうか?
小学校中学年までサンタクロースは家にやってくると思っていた方。また、そのような素晴らしい家庭に育っている方。
大正ロマンに興味がある方。また、ハイカラという言葉に抵抗が無い方。
挿絵が入ってる本が好き。また、それが独創的であればあるほど心惹かれるという方。
新しいもの好きな方。独創的なものが好きな方。
本を見た目で!買ったことがある方。
とにかく素敵な本が読んでみたい方。
これのどれかに当てはまる方。お勧めです。
これは、斬新な21世紀型の本です。空想の世界を旅する架空のお話。
上品で洗練された、素晴らしい本。歴史的作品と言ってもいいでしょう。
現代ファンタジーの大傑作!!
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