五歳の息子の友達にこのビデオを借りたので、絵本を買ってみました。

自由に空を飛べる魔女にあこがれつつ、自力で空を飛ぼうとがんばる少年トンボ。
十三歳で見知らぬ街でひとり立ちをする主人公のキキ。
魔法が弱くなって飛べなくなったキキをはげましてくれる人たち。

ビデオを見終わったあと、絵本を読み終わったあと、ほんわかとした気持ちになれます。

徳間アニメ絵本は何冊か持っていますが、絵が多いせいか
映画のシーンを思い浮かべやすいようで、とても楽しんでくれます。

ちっとも絵本を聞いてくれなかった息子ですが、この徳間アニメ絵本は
一冊全部読んで！とねだるほどです。
おかげで、聞く力も集中力も少しはついたように思います。

徳間アニメ絵本シリーズは、読み聞かせにぴったり！
内容が子供の興味を引くのは勿論、絵がとてもいいのです。

読み聞かせで最初につまづくのは「あきる」こと。
ただひたすらジッと話を聞いていられるお子さんは問題ないのですが、そうでない場合、「絵」があることで話を想像しやすいようです。

子供が興味を持った作品を本で何度も読んであげる・・・
映像だけでは得られないモノを深く感じることでしょう。

『魔女の宅急便』は映画の時に感じられた、多少の中だるみ(笑)も上手に省略され、
テンポよく話が進められています。