ただ、原書を読む際に参考に使うということなら問題ない。また、山中康裕氏が原書で取り上げられていない臨床の分野の説明を補っており、「さらなる心理学の学びのための100冊」ということで推薦図書も挙げられている。
総合的に判断して、特に可もなく不可もないような印象を受けるが、日本の概論書とは少し違った感じの概論書を読んでみたい人にはいいかもしれない。