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プロセス オブ ウェブデザイン 企画からデザインへ 落とし込みの技術

価格: ¥2,604
カテゴリ: 大型本
ブランド: 翔泳社
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ディレクションとはなんぞや。 ★★★★☆
Webディレクションの仕事を説明した本は、どんなことをやるのか、
ということを単に説明しているものが多いが、
この本には、実例をベースにどんな考えで実行し、
どんな問題が発生し、そしてどう解決したかがまとめらえている。
そうした考え方や問題の解決の仕方に案件の大小はない。
とても勉強になる一冊。
星をひとつ引いたのは、文章が読みにくかったから。
興味深いけれど、若干現実味に欠ける ★★★☆☆
知ることのできない大規模な案件のフローなどを知れたことは非常にためになった。
ただ、あまりに自分が日々抱えている案件とかけ離れており、また、一般の制作会社にとってもそうではないかと思う。キレイ過ぎていまいち現実感に欠ける本でした。
いい本だと思う ★★★★☆
有名なウェブサイトが、どのような段取りで作られていったのかを丹念に起こしていった本だ。

事例はかなり有名な案件で、大手広告代理店なども登場するが、実際に私がかかわる仕事でそこまで大きなプロジェクトはごく一握りにすぎず、実際はもっと混沌とした(プロセス化されていない)中で暗中模索しながら進行するものがほとんどだ。

その点で、この本を「有益だ」と感じる人と、「まったく役に立たない(自分とは関係ない)」と感じる人とに、大きく分かれると思った。

ただ後者の人でも「ビッグプロジェクトはこうやるんだ」「自分もいつかこんな案件を手がけるぞ!」といった励みにはなると思う。
役に立つかどうかはその人次第 ★★★★☆
ウェブデザインと付いているが、内容は企画やディレクションに関するものがほとんどで、ビジュアル的なデザイン手法にはほとんど言及していない。(インターフェイスやシステムデザインにはかなり突っ込んだ記述になっている)
一般のデザイナーが読んでも多分面白くないし、それほど役に立つかは分からない。特にかなりメジャーな案件ばかりなので、大手代理店からの仕事を受けられる環境にいる人以外にはピンと来ない内容かもしれない。

しかし、中に掲載されている企画書、コンテ、サイト遷移図の書き方など、全ての仕事に応用できる資料も多いので、まだ経験の少ない人には参考になるだろう。

実際にはここに書いてある事が全てではないし、案件やクライアントによって様々な要素が絡みつつプロジェクトは進行するので、このまま鵜呑みにして解ったつもりになるのは危険だが、大型プロジェクトを企画する人がどんな考え方をして提案に至るのかを知ることは、WEB関連のディレクションやプロデュースを目指している人には後々に生きてくるだろう。

ウェブ・ディレクター、プロデューサー、コンサルタントを目指す人に。
この内容を、どのように自身の仕事に生かすかは読んだ人次第。
かなり専門的な内容なので、それなりの予備知識は必要。
一流のWEBプロデュースを知りたいなら ★★★★★
話題性の高い大型案件を中心に、「企画提案から制作にとりかかるまで」の普通は埋もれてしまうストーリーをまんべんなく掘り下げて紹介しています。実際の制作関係者が事例紹介を進めているため、当時の現場の状況や苦労した点、工夫した点、反省すべき点など、わかりやすく参考になったところがありました。クリエーターの皆さんの苦労を想像すると、ちょっと泣けてきました(笑)。

でも、こういう大きな案件はそう多くないし、できる会社も限られてくるので、現実的にはあまり参考にならないかもしれませんが、少なくとも仕事に対する考え方ぐらいは、自分の仕事にも生かせればな、と思いました。日常の業務に疲れてしまった自分に、高い目標を与えることで心を奮い立たせるのにも使えそうです。