普通の学園モノです
★★★★☆
アニメ化もされた Wind -a breath of heart-
その内容は普通と思いきや、ほんの少し非日常。
純愛モノ、学園モノが好きな方にはまずオススメ出来る作品だと思う。
シナリオは想いを綴るほんの少し変わったラブストーリー。
幼馴染、妹、学校の後輩、変わった性格の女の子と定番たちがヒロイン。
プレイした感想は
感動した、これは最高だとでもなく
何だこれ、クソじゃんでもない。
普通と言えば普通だが酷評まで酷くないし、そこそこ面白い。
簡潔に言えば佳作。
グラフィックはとても良かった。
もちろんminori定番の新海ムービーも良かったが、立ち絵、CGも綺麗でさすがminoriと言ったところ。
塗りのことだが、もちろん文句はない。
しかしどことなく、型月の十夜の頃の塗りに非常に似ている気がした。
minoriに共通することだが、Hシーンが薄いと思いきや意外と濃い。
CGもかなり使ってるし、テキストもエロい。
だからコンシューマでハマった方もHシーン目的で買ってみるものオススメ。
あとRe:gratitudeでの追加要素はそこそこまぁまぁ。
前作Wind -a breath of heart-を買った人はそよかぜのおくりものを買ったほうがいいと思う。
全体的に見れば凡作、佳作。
しかし何かと話題性は多いし(みなもの問いt)学園モノとしてはかなりの出来。
悩んでるぐらいならそれなりに遊べるからプレイしてみてわ?
映像作家新海誠さんによるムービーへの評価は除いた評価にしています。今までの自分の評価とバランスが取れないから。
★★★★☆
映像作家、新海誠さんのオープニングムービーは他の媒体で見ていたのですが、第2部のムービーというのはネタバレもあるためでしょうか露出しておらず、それを見るために購入したようなものです。
短編映像に凝縮した物語世界を見せるという本領が発揮されていてムービーについては満足です。
さて、肝心の本編の方なのですがコンシュマー版のフィードバックは無いという事を知っていたし評判についても目にしていました。
欠点は、
リフレイン効果を狙ったのだろうけど滑っている中間・期末テストの場面のテキスト。
ムービーの美術と本編の美術の乖離している場面があったこと。
ヒロイン・主人公のどう考えても自分には納得できない心理・行動をしてしまうシナリオ。
こんな欠点がある一方で、不思議な魅力はあると思うのだけど、それをうまく書けないもどかしさがあります。