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ストロベリーショートケイクス [DVD]

価格: ¥4,935
カテゴリ: DVD
ブランド: ハピネット・ピクチャーズ
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   魚喃キリコの同名コミックを原作に、『三月のライオン』などの矢崎仁司監督が現代を生きる4人の女性の姿を描いた佳作。大失恋を経てデリヘルの電話番を務める里子(池脇千鶴)、そのデリヘルで働いている秋代(中村優子)、一方イラストレイターの塔子(岩瀬塔子)と、その同居人で結婚願望の強いOLのちひろ(中越典子)。それぞれの愛や仕事、友情などに対する姿勢の違いなどが切なくも興味深い。観る人によって共感や反感、それぞれ抱かれそうなヒロインたちではあるが、監督のキャメラアイそのものは全てに対して等しく優しいのもいい。ただし、皆、心の弱さというよりも、どこかまだ大人になりきれていないような頼りなさ感を抱いてしまったのは、観ているこちらが既にトウの立った世代だからだろうか。(増當竜也)
期待はずれというレベルではない ★☆☆☆☆
tokyo.soraのようなリアルさを求めた等身大の若い女性の群像劇かと思って見ましたが、期待はずれもいいところ。
「オチなし山なし」がラストシーンまで続きます。
作風が良ければまだ観られるのですが、無駄なエロシーン、エロアングルが多く女性としては不快でした。
幼女のパンチラを長く映していた時、怒りは頂点に達しました。
かといって男性がご覧になっても中途半端なエロシーンなのであまり使えない気がします。
とにかく起伏がなくて、がっかり。
人物も表面をなぞっているだけで誰にも感情移入できませんでした。結局何を伝えたかったのか?
とにかく時間の無駄だと思います。
みんな大変だけど、頑張るんだぞ。 ★★★★☆
30件のレビューを読ませて頂いたが、これほど評価が分かれる作品も珍しいと思う。
私はわりと楽しめた。もう少し説明すると、自分は原作も読んだことのないオヤジだが、
きっと女の子の気持ちというのは、甘酸っぱくそれでいてスポンジケーキのように
ヤワなんだろうなと感じることが出来た。

四人の中で上手いなぁと感じるのは池脇千鶴で、彼女のワザとらしくない演技は、
蒼井優以上だと思う。一番気になるのは、中村優子だ。彼女が良いのは、デリヘル嬢の
時より眼鏡を掛けて男友達と赤ちょうちんで飲んでいる時だ。凄くリアリティを感じた。

同様にイラストレーターの塔子が、創作に苦心し過食症になったり、それを知らない
ルームメートの中越演じるOLが詰ったりする場面も現実的で良い。
イタダケナイのは、中村がデリヘル嬢の時だ。彼女は一生懸命演じて好感は持てるが、
演出がステレオタイプ過ぎないか? また棺桶で寝起きするのも、リアリティを出そうと
するあまり、行き過ぎだと思う。原作もそういう設定なのかな?

ラーメン屋さんから狂言回しの忘れ物の絵が動いて、ラストに繋がって行く。最後は
四人が接近するのだが、オジサンとしては、みんな大変だけど頑張るんだぞ、と声掛け
したくなるのである。
現実を忘れさせてくれればそれでいい。 ★★★★☆
ほんの一瞬でも
現実を忘れさせてくれれば
それでいい。
狗飼恭子らしいです。 ★★★★★
原作も読んでいますが,脚本を書かれてる狗飼さんの本も好きです。
狗飼さんらしく,でも原作をうまく活かした作品だと思います。

里子、塔子、ちひろ、秋代それぞれのキャラがうまく出ていると思います。

映像が綺麗です。休みの前の日の夜中とかに何度も見てしまうお気に入りです。
女の子 ★★★★☆
魚喃キリコ原作の「strawberry shortcakes」の映画化。女の子の現代物語。個人的にはすごく楽しめました。話題は濡場のようですが、そこはそこで批判されるほどでは無いように感じましたし、物語上必要であると思いました。女の子4人の感情を繊細に描いている佳作だと思います。一人の女性として人間として生きている彼女達に共感を持ちましたし、エールを送りたいと思います。いい作品ですね。
出演者の中では池脇千鶴が耀いていましたね。彼女の存在が暗くなりがちなトーンをぎりぎりのところで踏み留めていた気がします。また原作者が岩瀬塔子として出演しています。存在感のある演技で映画を引き締めています。魚喃キリコファンとしてはビックリもしてしまいました。またその塔子が着ていたスエットの表は「TO BE A ROCK」裏は「NOT TO ROLL」そうです、LED ZEPPELINの名曲「STAIRWAY TO HEAVEN」の最後の歌詞です。そんなところもロックファンとしても良かったです。