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さよならみどりちゃん [DVD]

価格: ¥3,990
カテゴリ: DVD
ブランド: ハピネット・ピクチャーズ
Amazon.co.jpで確認
   平凡なOLのユウコ(星野真里)はカフェの軽薄な店員ユタカ(西島秀俊)に抱かれるが、彼にはみどりという彼女がいるという。ユタカに嫌われまいと、何も言わずに彼と付き合い続けるユウコ。無理やりカラオケスナックのホステスにされたり、まだ10代のグラマラスな店員・真希(岩佐真悠子)にユタカをめぐってライバル宣言されたり、ぎくしゃくしながら曖昧な関係は続いていくが…。
   南Q太の同名コミックを原作に『ロボコン』の古厩智之監督が等身大の女性の恋愛心理を巧みについた秀作。これが映画初主演の星野真里のはかない存在感が実によく、女優としてのステップアップを見事に体現しえている。また同性から見るとイライラしてくるほどに、西島の駄目男ぶりは板についていてうまい。またカラオケスナック内の描写などもほどよい猥雑感で捉えられており、それがラストのカタルシスにも繋がっている。(増當竜也)
切なくて愛しい ★★★★☆
ジェネラルの速水を演ずる西島さんに惚れ込み過去作品を買った私ですが、星野さん演ずるゆうこの健気で一途な思いが、とても美しいと思いました。また、ユタカの感情の起伏は少なく掴みにくい感じがしましたが、ゆうこのことはただのセックスフレンドではないというのは感じられました。
個人的には水を浴び少年のように笑うユタカは、ただのいやらしい男などではなく純粋で、凄く弱い人なんじゃないかなぁ、と思いました。
オジサンは心底思う。 ★★★★☆
金八先生のあんなイイ娘が、こんなスケコマシの男にしっかりと嫌と云えぬまま
ズルズル付き合わされることに、オジサンは堪えられない。それでいて何故
「一緒にいるとトロけてしまう」のか、オジサンはとても理解に苦しむ。

断ることも出来ず働かされたスナックでデュエットを断るなら、まずあの男との
関係こそ断つべきではないか。「さよならみどりちゃん」と言う前に、タクシーを
つっかけ履きで追う前に、まずあの男自身にさよならを言いなさい。

オジサンは不憫で、最後に彼女の楽しそうに唄う姿にも、心穏やかでなかった。

がしかし、特典映像を見て、自分の名前が主演女優賞で呼ばれて信じられず
何度も口元を覆い、電話で両親に報告する娘の姿に、オジサンは心底「良かったなぁ」
と思うのであった。
望んでいた事全てを失っても ★★★★☆
ユタカは女にだらしなくて我侭な男だけど、一生に一度も惚れてはならない程の致命的な「悪い男」ではない。ユタカの奔放さやしなやかな背中は一生に一度はひどい捨てられ方をしても惚れて余りあるものだったのだろう。セックスの相性は男女がお互いを望む上でその人の人間性より見た目より一番重要な要素だったりする。

ユウコは、芯の強い女だ。芯が強いから状況に身を任せることができる。様々な角度からまっすぐと淡々と男というものを見つめている。さっき知り合った男にフェラチオをせがまれて、いいよとやってしまっても、彼女は傷ついたりしない。かといって、一度軽く侮辱された一緒にスナックで働いている同僚が出演しているAVのパッケージを見せられて、周りが冷やかしている所でひとり顔を歪ませる位の流されなさは持ち合わせていたりする。

みどりちゃんとユタカの乗ったタクシーを追って走るシーンが好き。
なんとかみどりちゃんの姿をみようと必死に身を乗り出すシーンが好き。
これこそ重すぎず軽すぎることの無い女の情念ではないだろうか。
くたくたに走りつかれて家路について階段の上にみどりちゃんといなくなったはずのユタカがいたら・・・それは望んでいた事全てを失っても引き換えに伝えなくてはならない事を伝える為の一生に一度のタイミングだ。
かわいそうでもボロボロでもない。
彼女は強い。彼女はいい恋をする為の全てを兼ね備えている。
そしていい男とのいい恋はこのタイミングで終わった方がいいんだと思う。
原作のファンです ★☆☆☆☆
南Q太さんのコミックがすごく好きなので、
見てがっかりでした。

最後のユタカのセリフがありえない。
切ない感じが台無し!

あのセリフ含めて、ユタカが期待外れでした。
もっと、ダメでうさんくさいのに惹かれる感じを出してほしかった。
みなさん、コミック読んでください。
絶賛の声が多いですが、かなり退屈でがっかりでした・・・ ★★☆☆☆
「リアルに描く」とはこんなふうなのをいうのかもしれませんが、
控えめに言えば巧まない淡々とした描写(率直に言えばぐずぐずだらだらなメリハリのない
展開)が延々続くばかりで、正直言ってかなり退屈でした。
「きょうのできごと」みたいに、そんなぐずぐずだらだらが面白みになっていればいいのですが
それも無く、登場人物一人ひとりのキャラクターも見えてきませんでした。
カチっとした説明的な説明など望みはしませんが、あまりにつかみどころが無さ過ぎて全く感情移入できませんでした。
ただ星野真里ちゃんのアンニュイな笑顔はちょっと素敵だったので星2つとします。