聞いてみたら、 A面の 曲は もちろん、 B面の 曲も なかなか いいと 思います。 唯一の 新曲 「負けない 負けたくない」も すごく 好きで、 ライブで 聞きたいなぁと 思いますけど、 もう 後藤さんも 保田さんも プッチモ二から 卒業してしまって、 ちょっと 残念です。
いつでも 楽しく 聞いている 一枚です。
「ちょこっとLOVE」は、市井紗耶香、保田、後藤によるオリジナルバージョン。唯一の新曲「負けない 負けたくない」は、軽快なモータウン風ビートの曲。今回初のCD化となった「ザ☆プチモビクス」(メドレー Version)、「ザ☆プチモビクス2」(同)は、DVD化されている体操の音楽のノンストップ・リミックス。かなり凝った作りで面白い(特に「2」)。個人的には、オリエンタルなテクノ歌謡「BABY! 恋に KNOCK OUT!」と、そのカップリング曲「ワルツ! アヒルが3羽」が印象に残る。「BABY!」は、昔のテクノポップを思わせる曲調が逆に新鮮。「ワルツ!」は、コミックソング的な曲名とは裏腹に、彼女たち3人の姿を彷彿させる味わいのある曲で、後藤と保田の脱退が決まった今となっては尚更感慨深い。
改めて全曲を聴いてみると、スタイルがないのがプッチモニのスタイルであると再確認できる。曲調は「何でもあり」で多様性に富んでおり、しかもそれぞれの完成度が高い。敢えて不満な点を挙げれば、現メンバーによる最後のアルバムに新曲が1曲のみというのはやはり物足りない。また、こうした節目のアルバムのトリが「ザ☆プチモビクス」という構成はいかがなものか。できれば「ワルツ! アヒルが3羽」で締め括ってほしかった。いすれにせよ、アイドル歌謡が好きな方なら絶対に買って損はない内容。