インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

英雄の書 下

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: 毎日新聞社
Amazon.co.jpで確認
主人公の魅力がない ★★★☆☆
主人公の年齢に無理があると感じた。
子どもでなくてはならないオルキャストは小学校5年生の主人公。
でも、読むうちに、5年生はこんなに難しい言葉は知らないのではないか、
こうたやすく理解できないのではないか、と大人びた面のある主人公に
違和感を感じてしまい、深く入り込むことができなかった。
大人びた割に、すぐ泣いたり、感情をあらわにしたり、偉ぶったり。
主人公に魅力を感じることができず、残念だった。

物語の内容としては面白かったのだが、たとえばハリーポッターのような
深い順序だったものではなく、いっきに読み進めることはできたが読み終えた後の
満足さや、読み終えてしまった虚無感(すぐに現実世界に戻るのが残念な感情と言えばよいのでしょうか)が
あまりなかった。
宮部みゆきさんは主人公が子どものファンタジーは書かないほうがよいのではないか。
難産作品 ★☆☆☆☆
作者の苦悩と混乱が伝わってくる下巻でした。
上巻と合わせて半分以上が世界観の説明に費やされ、肝心の物語が薄っぺらい。
ラストでユーリが狼になったというくだりを読んで、この本はいわばプロローグ、
作者が本当に書きたい物語はここからなのではないかと感じました。
だとすれば発刊の順が違えば・・・狼となったユーリの冒険からはじまり、
過去の物語やスピンオフとして読めたなら、もっと面白かったのではないかと思います。
途中で何度も投げ出しながら読み終えました。
兄の物語の内容としては「いじめはやる方より、やられてやり返す方が悪質」という結果しか読み取れません。
それはそのまま今の世の中を反映してると思いますが、苦い気持ちしか沸きませんでした。

うーん… ★★☆☆☆
上巻を一気に読んでしまったので、かなり期待したのですが…。 特に物語後半でクライマックス部分に迫力が無いと言うか、盛り上がりに欠けると言うか、何とも肩すかしを食らった気分です。
他の方が『新聞連載』だったと書かれてたので(残念ながら、私はその連載時に読んでませんが)、尻切れトンボのような印象は拭えません。最後に『単行本化にあたり加筆修正を行いました』とありましたので、著者か編集者も多少は???だったのでしょうか?

現時点で最新作の『木暮写真館』が出てるようなので、こちらに期待したいと思います。
最後の意味 ★★★★☆
ホームランド。
これが全てを表現した言葉かもしれない。
自分のすみかとでも言えばよいのだろうか。
癒されたわけではないけれども、主人公は旅の途中にいるのだ。
旅が続くと言うことが大切だと言うことが実感できた。
読んで正解だった ★★★★☆
 分厚い本二冊という超大作、かなり複雑な設定や世界観、
ひとつのシーンがかなり長い……。
読み始めであれこれ苦労したものですが、読んで後悔はしていません。
上記のようなことは読んでいるうちに慣れてしまいましたし、
複雑な設定や世界観は気にしなくとも自然と理解できました。
それに人物描写がはっきりとして、ストーリーも共感できる。
物語の中に散りばめられている謎も、引き込まれるようなものばかりで、
とても読みごたえがあります。
いかにも宮部みゆきらしいミステリーファンタジーです。

 かなり個人的な感想ですが、
アジュがユーモアがあってとてもかわいかったです。